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孫正義氏の後継者候補、ニケシュ・アローラ氏が退任

2016年06月21日 20時50分更新

 6月22日にソフトバンクグループの代表取締役副社長を退任するニケシュ・アローラ氏は、2014年9月にソフトバンクグループのバイスチェアマンおよびSB Group US, Inc.のCEOに就任。グループの成長戦略の策定と実行に携わったあと、2015年6月に代表取締役副社長に選定された。

「ソフトバンクアカデミア」で対談した孫正義社長(右)とニケシュ・アローラ氏(左)

 同氏の退任に関して、ソフトバンクはプレスリリースで「当社代表取締役社長の孫 正義は、アローラを有力な自身の後継者候補として考えていましたが、数多くのテーマに取り組む中で、当面は当社グループのトップとして指揮を執り続ける意向です。一方で、アローラは、数年のうちに孫に代わって当社グループのトップとして指揮を執りたいとの意向でした。こうした両者の時間軸のずれを踏まえ、アローラは当社の代表取締役及び取締役を任期満了に伴い退任し、次のステップに進むこととなりました」と述べている。

 ニケシュ・アローラ氏は2016年6月22日開催の第36回定時株主総会終結時に退任する予定で、7月1日からソフトバンクグループの顧問に就任する。なお、孫正義氏は当面の間ソフトバンクグループの指揮を執る予定。


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