週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

日本語の予測変換を使うとフリーズする問題も

Windows 10の新ビルドはEdgeに追加できる拡張機能が増えたゾ!

 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

6月9日にリリースされた、Windows 10 Insider Preview ビルド14361

監視報告
新ビルドでEdgeに追加できる拡張機能が増えた

 6月9日、Windows 10 Insider Previewのビルド14361をFastリング向けにリリースした。新機能は2つ。Edgeブラウザに人気のパスワード管理アプリ「LastPass」を拡張機能として追加できるようになった。Windowsストアから検索して、インストールしよう。(第112回 Edgeの拡張機能がWindowsストアからダウンロード可能!を参照)

パスワード管理アプリ「LastPass」を拡張機能が追加できるようになった

 もうひとつの新機能が、「Hyper-Vコンテナ」の導入。コンテナとそれを管理する「Docker」が動作するようになり、Windows 10でも自由にクラウドアプリケーションを開発できるようになる。

「Windows Ink」の定規が長くなった

 改善点が目立つのは「Windows Ink」。定規を斜めにしても画面いっぱいに表示されるように長くなったり、スケッチパッドにゴミ箱アイコンの「Clear All」が追加された。その他ちらつきをなくしたり、アイコンを変更したという。また、設定画面のアクティブな項目の左に小さなブロックが出ることで、表示中の画面を示すようになった。筆者としては、以前のように項目ごと色が反転する方がわかりやすいと思う。そのほかには、BDドライブやネットワークのアイコンのデザインが変わっている。

 さらに「Netflix」や「Tweetium」などのストアアプリでキーボードナビゲーションが誤動作する問題や、YouTubeなどの特定のサイトでTFO(TCP Fast Open)と呼ばれる新しい通信技術により、EdgeやIEでレンダリングが失敗する問題などを解消している。

左が以前の画面、右が最新ビルドの画面。設定の開いている項目の表現方法が変わっている

 しかし、フランス語が入っているWindows 10だとビルド14361にならなかったり、日本語の予測変換を使うとフリーズする問題などが、報告されている。


これでズバッと解決!

 最新ビルドでは、Edgeに拡張機能が追加され、「Hyper-Vコンテナ」が導入された


 Windows 10探偵団は毎週、月・水の午前9:00、日曜日の12:00に更新します。お楽しみに!


この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事