NECのビジネス向けPC「Mate タイプMC」は、本体が1リットルサイズと非常にコンパクトなのが特徴。外付けの光学ドライブとセットで専用スタンドに設置できるほか、対応する液晶ディスプレーのアーム部分にマウントブラケット経由で装着可能。PCをディスプレー裏に設置する場合は電源ボタンに手が届きにくくなるが、“Alt”+“P”キーの同時押しでPCの電源オン操作が行なえるのが便利だ。
省スペースながらインターフェースはUSB3.0×6、DisplayPort×2基と必要十分。有線LANに加えてセレクションメニュー(BTO)で無線LAN+Bluetooth(+1万1000円)も選択でき、無線LANを選択した場合はアンテナを同梱。DisplayPort-DVI変換アダプターは標準添付で、外付け光学ドライブ接続用の極短USBケーブルも用意される。
省スペースPCながら処理性能も十分で、評価機(税抜24万400円)の第6世代Core i3-6100T(3.2GHz)、SSD 128GB構成でのベンチマークソフト「PCmark 8」“Home Conventional 3.0”スコアは2802と、一般的なモバイルノート以上。CPU内蔵のIntel HD Graphics 510は、フルHD動画をストレスなく再生できる。ディスプレー裏に設置した場合はディスプレーが遮蔽物になるため、駆動音もほとんど気にならないレベルだ。
ビジネスPCらしくキーボード、マウスとも有線式(+4000円)で電源もACアダプターのため、ディスプレーケーブルと合わせるとケーブルがごちゃつきがちだが、わずか1リットルという容積の本体はディスプレー裏に置くことで、パワフルなメインPCと組み合わせて使うセカンドPCとして活躍しそうだ。
「Mate タイプMC」評価機のスペック | |
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CPU | Core i3-6100T(3.2GHz) |
メモリー | 4GB |
ストレージ | 128GB HDD(+3万1000円) |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 510 |
光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (+2万1500円) |
無線規格 | IEEE 802.11ac、Bluetooth (+1万1000円) |
インターフェース | USB 3.0×6、DisplayPort×2、ギガビットLANほか |
本体サイズ/重量 | 幅63×奥行183.8×高さ183.6mm/約2.08kg (光学ドライブあり、スタンド含まず) |
OS | Windows 10 Pro(64bit) |
フレームモデル価格 | 13万3400円~(税抜) |
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