今後の日本での展開について直撃
今後、日本でどのように活動されていくのかなどについて、Synologyのセールスマネージャー Willie He氏(以下、略称Willie氏)に話を伺った。
編集部 御社はNAS以外にも独自機能を搭載した無線LANルーターなど魅力的な製品を販売されておりますが、今後はそうした製品を日本で販売する予定はありますか?
Willie氏 今のところ日本ではNASが中心ですが、ルーターは台湾、中国をはじめUS、ドイツ、イギリスなどでも販売を開始し好評を得ています。近い将来日本のユーザーにもお届けしたいと考えています。
編集部 新製品を発表されるだけでなく、今後日本のユーザー向けに、力を入れられることは何かありますか?
Willie氏 外出先からスマホなどで自宅のNASにアクセスするには、ネットワークの知識が必要ですが、我々の提供する「QuickConnect」といったサービスを使うことで、誰でも簡単にアクセスすることができます。Synologyは「QuickConnect」のような、より便利で付加価値のあるサービスを今後も提供し続けていきたいと考えています。
編集部 今後どのように製品を日本で販売されていこうと考えていらっしゃいますか?
Willie氏 NASは、企業向けといったイメージが強かったのですが、子どもの写真や映像など個人もデータのバックアップはとても重要です。1度設定すればスマホで撮った写真が自動的にNASにバックアップされるなど、一般のユーザーでも簡単で使いやすい製品を手頃な価格で提供したいと考えています。
Synologyは1ベイ、2ベイといったパーソナルなNASからラック型12ベイの企業向けのNASまで幅広くラインアップしています。しかし、我々の強みはソフトウェアの開発力だと思っています。そのために、常にユーザーからのフィードバックを重視し、様々なユーザーに使いやすい機能を提供することが重要だと思っています。
編集部 最後に日本のユーザーの方に伝えたいメッセージがあれば頂けますか。
Willie氏 「When you think of data backup, please think of Synology(データバックアップを考えるときは、どうぞSynologyを思い浮かべて下さい)」。個人、会社で利用するモノを問わず、ユーザーの方の全てのデータは、SynologyのNASに一括保管して便利に使って頂けます。動画や音楽、メモといった、ありとあらゆるデータを、独自アプリで視聴、表示することができます。しかも、それが自宅、外出先問わず、あらゆるデバイス、クラウドと連携して安全に保管できます。是非、SynologyのNASを使用していただき、その魅力を知っていただきたいと思います。
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