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メールを指さし確認して誤送信を防止する「Nazori Mail Checker」

2016年06月08日 13時00分更新

 KDDI研究所が開発した「Nazori Mail Checker」は、マイクロソフトの「Outlook」用アドイン。メール送信時に宛先や件名、添付ファイル項目を実際にマウスポインターで“なぞって”指さし確認しなければメールが送信できず、マウスポインターでなぞる速度が速すぎても確認が完了しない仕組み。

 重要な情報を指さし確認することでメールの誤送信を防止できるだけでなく、「Nazori Mail Cheeker」をインストールしたPC間で「第三者確認機能」を利用すると、上司や同僚による指さし確認による送信前のダブルチェックが可能。ミスが見つかった場合は申請者にミスが疑われる場所のメモを付けて差し戻せる。

 なぞり操作による確認が必要な項目は所属部署や利用者など複数の階層でカスタマイズ可能。画面の色やなぞり操作中のポインターなども変えられる。

 「Nazori Mail Checker」100ライセンス時の価格は税抜き38万円。7月1日の提供開始時点ではOutlookのアドインのみが提供されるが、「Thunderbird」と「Becky! Internet Mail」版も開発中とのこと。


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