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機能がない着るロボット作った女の子「きゅんくん」は何者か?

2016年06月07日 17時00分更新

クリエイターではなくエンジニア思考

―― メカとロボットの理想はどこにありますか?

きゅんくん 私はあまり遠い未来のことが考えられないところがあって…変化に弱いんです。

―― 意外な感じがしますね。

きゅんくん 新しいことをはじめるには、えいやっという勢いが要ります。いまある世界の魅力を探して、それを伸ばすのが好きなので、全く違う理想の未来を想像しにくいんですね。

―― じゃあいまのアームロボットをもっとこうした方がいいんじゃないか、と提案する方が好きですか?

きゅんくん そうですね、結構エンジニア思考だと思います。いまあるものに対してここをこうしたら課題が解決するよねって考え方が好きです。

―― 世の中で言われているようなロボットクリエイターとは一味違ったところがありますね。

きゅんくん いっこ作ってみて課題が出てきて、それをクリアーして新しくまた作ってという、プロトタイピングのプロセスがとても好きです。

―― ちなみにSUPER GUZZILLAみたいな、人が乗れるようなロボットを作ろうとはしないんですか?

きゅんくん いまはそうですね。でも大きいものは魅力的なので。いつか作ってみたいもののひとつですね。

―― タグチ工業さんと協力してなにかやろうかと考えてたり?

きゅんくん SUPER GUZZILLAの問題点などを解決した第2弾を作りたいそうなので、そこに参加できたらうれしいですね。

※5月9日にきゅんくんはタグチ工業とブランドアンバサダー契約をかわした。リリースできゅんくんは大仏に重機の腕を生やした「重機大仏」や、SUPER GUZZILLAに合ったファッションも作ってみたいと語る。

アンバサダーになったきゅんくんがタグチ工業の動画にも出演。この動画もかなりぶっとんでいる

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