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Lian LiがCOMPUTEXで机ケースとガラスケースの新型を公開

2016年06月06日 02時48分更新

 COMPUTEX TAIPEIで毎年奇抜なPCケースを展示するLian Liが、今年も期待に応えてくれた。

Lian Liの開発担当者はジサトラの大ファン。今年もトラが来たと大喜びだった

電動昇降機能を備えた
机型PCケース「DK-04」

電動昇降機能を備えた机型PCケース「DK-04」。写真のように立った状態で使用することもできる

 先月発表された4代目の机型PCケース「DK-04」をブースのいちばん目立つところに展示していた。これまでの机型PCケースと違い、4代目では電動でデスク面の高さを675~1160mmの範囲で自由に調整可能になっている。

デスク面の高さを675~1160mmの範囲で自由に調整可能になったのが最大の特徴だ

 すでに日本でもオリオスペックやツクモパソコン本店で予約受付中だ。6月中旬発売予定で、予価は27万8000円(税抜)。

PC収納スペースを排除した
単なる電動昇降機能付き机

 机シリーズはこれで終わりではなかった。「DK-04」の電動昇降機能はそのままに、PCの収納スペースを排除した“単なる机”も販売するという。お気に入りのPCケースを机に置いて使用したい人にはこちらのほうが適しているだろう。

幅1.4mの机「DK-12」

幅2.1mの机「DK-16」

デュアルチャンバー方式の
強化ガラス採用PCケース

 机型PCケース以外でとくに気になった新製品が「PC-09W」だ。立方体に近い形状のケースで、E-ATX/ATX/Micro ATXに対応する。マザーボード側とドライブ側で部屋が分離した流行りのデュアルチャンバー方式を採用する。

強化ガラスを使用したPCケース「PC-09W」。赤いラインが入ったモデル(PC-09WRX)と、黒1色のモデル(PC-09WX)、計2種類をラインナップする。サイズは354(W)×465(D)×482(H)mm

 ビデオカードの長さは290mmまで、クーラーの高さは160mmまで対応する。ラジエーターは長さ360mmまでを天板もしくはフロント(縦置き)に内蔵可能だ。ファンは、フロントに120mm×3、HDDラックに120mm×2を標準装備する。7月発売予定で、価格は未定。

マザーボードを固定する側は、強化ガラスで内部が丸見え

反対側のHDDラックには3.5インチシャドウベイ×6、2.5インチシャドウベイ×2を備える

「PC-09W」のHDDラックを薄くした小型モデル「PC-010W」。小型化の影響で、搭載できる電源がATXからSFXになっている。8~9月発売予定で価格は未定

その他の新製品

強化ガラス採用のMini-ITXケース「PC-Q37」。9月発売で予価は4万円前後

Mini-ITXケース「PC-Q22」。発売日は未定で予価は2万円前後

「PC-Q22」は、天板の一番前、つまり従来のケースで5インチベイが存在するあたりに、SFX電源を配置する設計だ。電源が底面にないため、ビデオカードが底面からダイレクトにフレッシュエアーを取り込める

フロントに120mmファンを4基搭載するフルタワーケース「PC-P90」。8~9月発売予定で価格は未定

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