高級CPUクーラーメーカーとして名を馳せたCRYORIGが、同社初のPCケース「TAKU」と「OLA」をCOMPUTEX TAIPEIで展示した。
液晶ディスプレースタンドが
PCケースになった!
「TAKU」は、卓上に置くのを前提とした横置きのMini-ITXケース。ケースの上に液晶ディスプレーを置いたり、ケース下部のスペースにキーボードを収納できるようになっている。
ケース前面を押し込むと、引き出しのようなPC収納スペースが姿を現す。ドライブベイは3.5インチ×1、または2.5インチ×2。搭載できる電源はSFX規格となる。サイズは567(W)×270(D)×134.8(H)mmで、重量は8kg。第4四半期に発売予定で、価格は2万円を若干超える程度とのこと。
リビングによく合う
Mac Pro風PCケース
Mac Proに似た円柱型のMini-ITXケースが「OLA」。天部に140mmファンを備え、側面の吸気口から取り入れた空気を上に向かって排出する。ケース内はマザーボード収納部と、ビデオカード収納部に分かれており、PCI Expressの延長ケーブルでマザーとVGAをつなぐ仕組みだ。
ドライブベイは3.5インチ×1または2.5インチ×2で、SFX電源を搭載可能。サイズは226(W)×205(D)×378.5(H)mmで、重量は5kg。2017年第2四半期、つまり来年の今頃発売予定で、価格は2万2000円前後。
ここまで製品が完成しておきながら、なぜ出荷まで1年もかかるのか尋ねたところ、マザーボードとビデオカードをつなぐゲーブルの取り回しに苦労しており、さらなる改良を加えるのにあと1年かかるとのこと。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります