COMPUTEXでは、ほとんどの自作PCパーツメーカーが南港展覧場に集うなか、GIGABYTEは台北国際展示場(TICC)に毎年ブースを構えている。そのGIGABYTEでは、オリジナルファンを採用するGeForce GTX 1080搭載ビデオカードが展示されていた。
Xtreme Gamingシリーズから「GV-N1080XTREME-8GD」が、G1 Gamingシリーズから「GV-N1080G1 Gaming-8GD」が登場予定だ。
3連ファンなのに奥行きが短い
「GV-N1080XTREME-8GD」は、10cmファンを採用。ファンの一部が重なっているため、3連ファンでありながらカード長を短くすることに成功している。
また、VRヘッドマウントディスプレーの接続を容易にする機能「VR LINK」に対応する。5インチベイ内蔵型のフロントパネルにHDMIとUSB 3.0ポートを備え、ここにVRヘッドマウントディスプレーを接続することで、わざわざPCの背面を覗き込んでケーブルを接続しなくて済むようになっている。
新型クーラー「WINDFORCE 3X」採用
もう一方の「GV-N1080G1 Gaming-8GD」は、GIGABYTEの新型VGAクーラー「WINDFORCE 3X」を採用する。新型クーラーは、ファンのブレード形状を改良することでエアフローが従来製品より23%向上したという。
なお、オーバークロックを考慮して電源は8+2フェーズで設計されている(founders editionは5+1フェーズ)。founders editionに比べて、MOSFETをより低い温度で動作させ、より安定した出力を提供できるとしている。
ビデオカードをThunderbolt 3接続で増設
日本での発売は未定だが、ビデオカードを増設するエンクロージャーを現在開発中とのこと。Thunderbolt 3で本体と接続し、グラフィック性能を強化できる。ノートPCや小型PCの性能アップを期待できそうだ。
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