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チームのスケジュールを10秒で調整

チームの仕事を自動化するスケジュールボット「Subot」

2016年05月31日 12時15分更新

 Subotは5月30日、チームの仕事を自動化するスケジュールボットサービス「Subot(スーボット)」の一般提供を開始した。

 Subotは、チャットサービス「Slack」上で利用できるチャットボット。チャットメッセージの自動配信、他のボットのコマンド自動実行、チャット上からスケジュール調整・スケジュール表示を行える。

 具体的に、チャットメッセージの自動配信では、スケジュールのルールを設定して、好きなメッセージをチャットに自動配信できる。例えば、毎月25日の10時に「経費精算をお願いします」というメッセージを自動配信するといったことが可能。ワークフローを自動化することでタスク忘れを防ぎ、重要な仕事に集中できるようになる。

 他のボットのコマンド自動実行では、他サービスのボットに話しかけることができる。例えば、Subotにアクセス解析ボットへ解析結果を表示する命令を設定しておくことで、決まったスケジュールでSubotが自動実行してくれる。さまざまなボットと協調動作させることで業務を自動化できる。

 チャット上からスケジュール調整・スケジュール表示では、Subotの調整コマンドを利用することで、チームメンバーのカレンダーにアクセスし、メンバーの空き時間を調べて調整候補日時をリストアップできる。候補を選択すると、カレンダーに予定が自動的に作成されるため、カレンダーを開いて参加者の予定を確認しながら調整する手間が省ける。また、リストコマンドを利用することで、チームメンバーのスケジュールをチャット上に表示できるので、カレンダを開くことなく、メンバーの予定を一瞬で確認できる。

 対応言語は日本語と英語。対応チャットサービスはSlack。対応カレンダーサービスはGoogleカレンダー。現状はパブリックβ版で価格は無料。

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