Snapdragon 820と6GBのメモリーで499ドル!!
ASUS、コスパ最高のZenFone3シリーズ3モデルをCOMPUTEXで発表
「ZenFone 3 Ultra」
ディスプレーに6.8インチ(1080×1920ドット)の大型液晶ディスプレーを搭載したモデル。今回の発表会では、AndroidタブレットのZenPadシリーズは新モデルの発表がなかったため、ファブレットとして、7インチから8インチサイズのタブレットユーザーに向けた端末という性格もあるようだ。
大型のディスプレーを活かせるように、4Kテレビ相当の画像処理を行ない、クッキリとしたコントラストで、色鮮やかな映像が楽しめる。
さらにサウンド面もこだわっており、大型のデュアルスピーカーで、2.4倍もの音量で出力可能。さらにDTS Headphone:X 7.1サラウンド出力やハイレゾオーディオ再生といった機能も利用可能だ。
CPUはSnapdragon625を搭載。メモリーは4GBでストレージは最大モデルで128GBとなっている。本体サイズが大きいため、バッテリーサイズも4600mAhと大容量。ほかのモデルへ給電するモバイルバッテリーとしても利用できる。
指紋認証はほかのモデルと違い、本体前面のホームボタンに搭載されている。背面のボタンは指が届きにくいためとのこと。価格は479ドル。6インチオーバーのファブレットも根強いファンのいるジャンルなので注目のモデルだ。
「ZenFone 3」
5.5インチ(1080×1920ドット)の液晶ディスプレーを搭載し、Snapdragon625を採用したミッドレンジモデルが「ZenFone 3」。1600万画素と画素数ことZenFone 3 Deluxeにはかなわないものの、第2世代レーザーオートフォーカスは同等で、最速0.03秒のフォーカススピードも同じだ。
一体成形はほかのモデルと同じだが、背面はガラス素材を採用。そのためややずっしりと重たく感じる。指紋センサーがカメラレンズ下のボタンに割り当てられているのは「ZenFone 3 Deluxe」と同じ。会場で指紋センサーの反応をチェックしてみたが、一瞬間はあるが誤認識はほぼなく、スムーズにロック解除ができる。
価格は249ドル(メモリー3GB/ストレージ32GBモデル)と低価格もポイント。現在の為替レートなら約2万8000円と3万円を切っている。通常日本で発売される場合は、カスタマイズなども必要なため若干価格は上がるが、それでもかなりの高コストパフォーマンスが期待できるモデルだ。
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