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積極的に利用する人は少なかったよう

Windows 10の「Wi-Fiセンサーのネットワーク共有」って便利なの?

 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

「Wi-Fi設定を管理する」で「Wi-Fiセンサー」の設定ができる

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Wi-Fiセンサーのネットワーク共有って便利なの?

 「Wi-Fiセンサー」は、Windows Phone 8.1に搭載されていた機能で、自分が使っているWi-FiのパスワードをFacebookやSkypeなどでつながっている友だちと共有できるのが特徴。Windows 10 Insider Previewのビルド10162から搭載されている。(第63回 「Windows 10、Wi-Fiのパスワードを友達と共有できる」(を参照)

Windows 10 Mobileの画面

 しかし、Wi-Fiのパスワードが流出するのは危険、ということでWi-Fiセンサーを無効にするTipsの方が広く普及するなど、積極的に利用する人は少なかったようだ。

ビルド14342では、の「連絡先によって共有されたネットワークに接続する」の項目そのものがなくなっている

 最新ビルドの14342では、Wi-Fiセンサーの設定画面に共有メニューが表示されなくなっている。5月10日のWindowsブログに、「連絡先とWi-Fiネットワークを共有する機能を削除した」というエントリーが投稿された。利用する人が少なすぎて、今後この機能をアップデートしていくコストの意味がないとのこと。確かに、その通りかもしれない。なお、クラウドで共有されたオープンなホットスポットに接続する機能は引き続き利用できる。

 Insider Previewではなく正式バージョンを利用しているユーザーは、まだWi-Fiセンサーの設定ができるが、使わないならオフにしてしまってもいい。「設定」から「Wi-Fi設定を管理する」を開き、「Wi-Fiセンサー」の「連絡先によって共有されたネットワークに接続する」をオフにすればいい。


これでズバッと解決!

 あまり便利ではないうえ、ほとんど利用者がいないので、次の大型アップデートでなくなる予定


 Windows 10探偵団は毎週、月・水の午前9:00、日曜日の12:00に更新します。お楽しみに!


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