国立情報学研究所は5月25日、不満買い取りセンターにて買い取られた「不満」を研究用データとして無償提供開始する。
不満買取センターでは、2015年3月より「不満」を買い取るというユニークなビジネスを展開している。これは一般から寄せられた不満をポイントにして、溜まった不満ポイントはAmazonギフト券と交換できるというサービス。買い取られたさまざまな不満は、分析されて企業などがサービス向上などの研究に用いるとしている。
今回、不満買い取りサービスが蓄積した不満約25万件と不満を投稿したユーザー約2万人分のプロフィール情報(個人情報は含まれない)。データは無料だが、書面による申請が必要で審査がある。大学、企業などの研究機関を対象としており、利用目的は研究用途に限られる。
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