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UDトーク、音声認識で話言葉をテキスト化できるアプリ

2016年05月31日 07時00分更新

「ガチっとスタートアップ」は、ガチ鈴木が日々の取材で見つけたスタートアップの中から、個人的にググッときたサービス、プロダクトを紹介するコーナーである。

『UDトーク』は音声認識を利用して、話言葉をテキスト化できるスマートフォンアプリだ。アプリを中心にさまざまなデバイスやツールと連携して作業できるマルチプラットフォームサービスも提供している。アプリを開発しているのはベンチャー企業のシャムロック・レコード。音声認識技術を研究開発するアドバンスト・メディアとも提携しており、UDトークも日本語音声認識エンジン『AmiVoice』を利用し、声をリアルタイムで文字化している。

 UDトークは、スマホに話しかけると音声をテキストに変換してくれる、コミュニケーション支援のため“会話の見える化”できるアプリ。1対1の会話から多人数の会議までをテキスト化でき、テキストをファイルで取り出すことも可能だ。音声認識の利用はオンラインで行なうため、ネット接続が必要。スマホで使えるキーボードとも連携しているので、その場での修正も手軽にできる。

 5分間のトーク時間制限の解除に120円、WiFi経由でPCで編集入力アプリの接続許可に3000円のアドオンを購入する必要があるが、使い勝手はグッと広がりそうだ。

 そのほか各種アドオン機能が用意されており、音声認識サーバーのピーク時でも快適に講演などのリアルタイム翻訳で使えるような月額9800円のコンパクトプランも用意している。本格利用にはコンパクトプランや法人向けのプランの導入が必要になるが、イベントの内容をリアルタイムで字幕配信したり、サブディスプレーにテキストを表示させて会議の内容を表示にするなど仕事で使える機能も備えている。

■関連サイト
UDトーク

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