米グーグルは5月20日(現地時間)、モジュール式スマホ「Ara」を2016年末までに開発者を対象に提供、一般向けには2017年までに発売する計画を年次開発者会議「Google I/O」で明らかにした。
Araは、エンドスケルトンと呼ばれるスマホサイズの骨組みに、標準化されたセンサーやカメラなどのハードウェアモジュールを組み込み、電子ブロックのようにスマホを組み立てて作成するプロジェクト「Project Ara」として発表された端末。ユーザーは自分の好みに応じてカスタマイズでき、たとえば、長時間の使用には大容量バッテリーを選択、写真を撮るのが好きなら解像度の高いカメラを選択するといったことができる。
なお今回のカンファレンスではデモが行なわれ、プロトタイプのモジュラー型端末にカメラを接続し、再起動することなく写真を撮る様子が披露された。Project Araにおける開発者向けの申し込みは、すでにオンラインから可能となっている。
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