F Ventures LLPとBeSomebodyは5月23日、 被災地熊本におけるオンラインのプログラミング学習を無償提供すると発表した。
4月14日から発生している熊本県熊本地方を震源とする地震により、 現地に甚大な被害が発生した。福岡市を拠点としたシード期スタートアップへの投資支援を目的としたベンチャーキャピタルであるF Ventures、代表の両角将太氏は熊本出身だ。
「先日熊本を訪れ、自分が被災地支援として何ができるかを考えた結果、ITを通じて、世の中に新しい価値を生み出すことを支援することだと考えました。年間およそ5900万人が訪れ、観光が主要な産業の一つである熊本は、観光客のキャンセルも相次いでおり、今後の熊本にとって大きな課題です。熊本における起業が活性化し、観光×テクノロジーの分野やIT産業を盛り上げ、将来的に経済成長に繋がる種を撒くことが最大の復興支援だと考えました」(両角氏)
そこで熊本県在住者に限定し、 BeSomebodyの提供するオンラインプログラミングスクールを無償提供する。起業を志す社会人や学生を支援するF Venturesと、講座を提供するBeSomebodyが共同で企画。長期目線での経済復興をめざす。
5月9日に発表した、 F Venturesのパートナーシッププログラム「F Alliance」の一環。今後もパートナーシップを積極的に増やし、多用な起業家支援を行うとしている。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります