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重箱の隅をチェック!

知ってた? Windows 10 InsiderPreviewのここが変わった

 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

左がビルド10586、右がビルド14342(以下同)。スタートメニューのデザインが変わっているのがわかる

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重箱の隅をチェック! InsiderPreviewここが変わった

 Windows 10の開発テスト版である、Insider Previewは誰でもインストールできる。本連載でも基本的に、最新のInsider Previewをインストールした端末の画面を取り上げている。目立つ機能や改善点についてはこれまで色々取り上げているが、シンプルな小ネタは紹介し切れていない。実際の使い勝手にはそれほど大きくは影響がないし、すぐにまた変わってしまうかもしれない。それでも通常版と比べると、「なるほど!」と思う点が多いので、今回まとめて紹介する。

Insider Previewのみに追加されている新機能も増えてきた。画面は「Windows Inkワークスペースボタンを表示する」メニュー

 まずはスタートメニュー。通常は「エクスプローラー」や「設定」などのメニューの上に「よく使うアプリ」が表示されている。Insider Previewの最新ビルドでは、これらのボタンが小さくなり左側に縦に並べられている。左上の三本線アイコンをクリックすると、ボタン名が表示されるが、再度スタートメニューを表示したときには閉じている。確かに、「設定」や「電源」といったアイコンはクリックしにくくなったが、その代わり「すべてのアプリ」を表示する手間がなくなっている。これは大きな改善点と言える。

一番色々変わっているのが「設定」。メイン画面の検索フォームの位置が中央に変わっている。なお、画面の新ビルドの方はダークテーマを有効にしている

 色々変わっているのは「設定」だ。黒を基調とした配色を選べるようになったのが、うれしいところ。それ以外にも色々と項目が増えており、情報を把握しやすかったり、かゆいところに手が届くカスタマイズが可能になっている。画面では紹介しきれないところで言うと、「ネットワークとインターネット」ではネット接続状況と各種メニューが一覧できる「Status」(日本語未翻訳)という項目が追加。「更新とセキュリティ」では「Windows Insider Preview」という項目が新たに作られ、Windows Updateとごちゃごちゃだった設定が整理された。

「パーソナル設定」の「色」からダークモードを選べるようになった

 ほとんどの変更は、新旧を比較すると確かに改善されており、流石と言える。この調子でどんどんInsider Previewを公開しつつ、夏に予定されている大型アップデートの完成度を高めて欲しいところだ。


これでズバッと解決!

 新機能の追加だけでなく、UIやデザインも日々変化している。スタートメニューや「設定」は大きく変わっており、確かに使い勝手は向上している


 Windows 10探偵団は毎週、月・水の午前9:00、日曜日の12:00に更新します。お楽しみに!


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