米グーグルは現地時間の5月18日、「The Google Assistant」を利用したメッセージングアプリ「Allo」を発表した。
検索するためにGoogleアプリやブラウザーを別途開くことなく、起動したままThe Google Assistantの機能を呼び出して使えるメッセージングアプリ。
たとえば友人と夕食をする場合、現在ユーザーがいる場所から近いレストランを検索し、候補として友人に提案するまでをAlloを閉じることなく実行できる。The Google AssistantはユーザーのGoogleアカウントと紐付き、ユーザーの「1日の予定から最後に行った旅行の写真までを(Official Google Blogより)」把握しており、また会話の前後関係も認識するため、届いたメッセージに対する最適な返信内容を生成することも可能だという。
エンドツーエンドの暗号化(送信元で暗号化し、受信側で復号化するため、送信者と受信者以外はメッセージの内容を解読できない)や控えめな通知、メッセージに有効期限を設け、有効期限内でしか閲覧できなくする機能なども特徴。
2016年夏季の提供開始を予定しており、Android、iOSに対応する。OSをまたがっての通信に対応するため、電話番号経由で送受信する。
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