ZTE「AXON mini」は派手目のデザインに指紋認証がついて3万円台半ばのSIMフリー機!
このスペックと機能で4万円以下の価格!
ZTE「AXON mini」
ZTEのフラッグシップモデル「AXON」シリーズの中でもハイエンドの「AXON Elite」。そのコンパクトモデルという位置付けなのが今回紹介する「AXON mini」だ。すでに昨年12月に発売されており、この4月に値下げされたこともあって、再び注目されているスマホである。なお、価格改正後の値段は3万4800円(税抜)。
フルHDに対応した5.2型有機ELディスプレーを搭載し、スペックはCPUにSnapdragon 615(オクタコア)を採用、メモリー3GB、内蔵ストレージ32GB、バッテリー容量が2800mAhとかなり高性能。位置付け的にはミドルハイクラスだ。
本体サイズは約70×143.5×7.9mm、重さは132gと。狭額縁デザインのおかげで、このサイズにしてはコンパクト。さらに薄くて軽いでの持っていてもあまり疲れを感じさせない。カラバリはイオンゴールドとクロームシルバーの2色。全体的に上質なデザインだが、今回テストしたカラバリのゴールドは好き嫌いが分かれそう。
それだけでなく、無線LANは5GHz帯も利用可能で(IEEE802.11ac対応)、指紋、声紋、眼(静脈)といった生体認証を搭載、カメラはリアが1300万画素、フロントが800万画素とお値段以上に盛りだくさんである。
スキがないスマホだが、唯一気になるのが対応バンド。LTEがバンド1/3/19しかないので、ドコモ系MVNOしか選択肢に入れられない。この点を気にせず使えるなら、コスパ良しの1台と言えるだろう。
「AXON mini」アスキー編集部クロスレビュー
ドロイドさん「コスパはいいが、買うにはあと一歩決め手が……」
カメラやスピーカー周りに幾何学模様。個人的には好みです。フルHDの5.2型有機ELはパッキリとした表示で好印象だし、個人的には必須の指紋センサーも搭載。値下げで税抜3万4800円の価格になったのでコスパはいい1台ですが、実際に買うと決意するにはあと一歩の決め手が。対象バンドの少なさと、ZTEブランドの印象の薄さが原因かもしれません。
スピーディー末岡「軽くて薄くて性能も良い」
ZTEのフラッグシップ「AXON」ブランドの名に恥じぬスペックで値段は3万円台とそこそこ。5.2型の有機ELディスプレーは両サイドのフレーム幅を狭めることで横幅が70mmに収まっており、同サイズのスマホの中ではかなりコンパクトで握りやすい。そして軽いので持っていても疲れない。指紋センサーを搭載し、端末デザインも高級感がある。あとは対応バンドがもう少し多ければ……。
ゆうこば「キビキビ動く。カメラの性能はまずまず」
3万円台の端末とは思えないほどの高スペックで動作のキビキビ感は好印象。また、しっかりIEEE802.11acに対応している。飯テロ写真の撮影でお世話になるカメラ性能(背面)は1300万画素。絵づくりは割とキリっとした印象で、料理を撮ったなら少し暖色を強めに補正してあげるといい具合に。設定画面などの基本UIはかなりメーカーでカスタマイズされており、初心者に優しい。
ZTE「AXON mini」の主なスペック | |
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ディスプレー | 5.2型有機EL |
画面解像度 | 1080×1920ドット |
サイズ | 約70×143.5×7.9mm |
重量 | 約132g |
CPU | Snapdragon 615 1.5GHz+1.2GHz(オクタコア) |
メモリー | 3GB |
ストレージ | 32GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大128GB) |
OS | Android 5.1 |
対応ネットワーク | LTE:1/3/19、W-CDMA:1/6/19 4バンドGSM |
カメラ画素数 | リア:13メガ/イン:8メガ |
バッテリー容量 | 2800mAh |
防水/防塵 | ×/× |
指紋センサー | ○ |
SIM形状 | nanoSIM×2 |
カラバリ | イオンゴールド、クロームシルバー |
私たちがレビューしています!
クロスレビュアー紹介
ドロイドさん ASCII.jpのスマホ班リーダー。会社員なのに自費で常に多数のスマホを契約中。料金・通信速度に加えて、端子部分のキャップがどうこうなど、スペック表に載らない違いなど細かな話が大好き。
スピーディー末岡さん ASCII.jp編集部所属。Androidユーザーのスピード狂。その名に恥じず速いものが大好きで、スマホはスペックからチェックするタイプ。ヘルメットを被っているのは、「俺はいつでも高速だから……」というよくわからない理由。座右の銘は「スペック良ければすべて良し!」
ゆうこばさん アスキーのウェブ&電子版そしてムックでモバイル分野を担当。キャリアスマホは常にXperiaで、現在の「Xperia Z5 Premium SO-03H」で5台目。外ではついウェブを見てしまうので、データ量的にもバッテリー的にもサブ端末として格安SIM運用のSIMフリースマホが欠かせない。常に飯テロ写真を撮り続けており、Googleマップに投稿し続けていたら、ようやく「ローカルガイド」のレベル4に昇格したのが最近のトピックス。
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