Android 6.0で何が変わった?
Android 6.0で何が変わったのかざっと紹介しておこう。新機能として「Now On Tap」が追加された。ホームボタンを長押しすると、表示中のアプリの内容を参照して関連する情報を検索する機能だ。メールやLINEなどで予定を相談している時や、音楽、動画の関連情報を調べたいときに便利だ。
ハードウェアの面では、4Kディスプレーや指紋認証センサー、USB Type-Cといった新たなデバイスに正式対応した。今後はファーウェイが海外で発表した「Huawei P9」のように、指紋認証センサーとUSB Type-C端子を搭載した端末が増えると見られる。
4K解像度のディスプレーにも対応したが、4K液晶搭載の「Xperia Z5 Premium」の操作性について特に変化はない。通常の操作は処理の軽いフルHD(1080×1920ドット)表示で、4K対応アプリのみ4K解像度(2160×3840ピクセル)で表示する。細かい部分だが、スクリーンショット画像の解像度がフルHDから4Kに変わった。
Xperia固有の変更点として、カメラアプリの操作方法が大きく変わった。これまでは撮影モードを専用メニューから切り替えていたが、画面上のスライド操作で切り替えられるようになっている。このほか、Xperiaホーム画面の演出の変更などホーム画面のカスタム機能も強化された。
メーカーやスマホによっては、Android 6.0の機能追加に加えて操作性の改善が実施されることもある。これも、今からAndroid 6.0アップデート対応モデルを購入すべき理由のひとつといっていいだろう。
次回は、SNSアプリの連絡先の読み出しも防げるアプリの権限設定や、格安SIM利用者にとって重要なバックグラウンド通信の制御、ゲーマーにとって便利な各種通知のオフ設定いった機能について見ていく。
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