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パックマン目線で迷路を進め!

タッチ操作実現、スマホ装着型VRゴーグル「MilboxTouch」

2016年04月27日 06時00分更新

 WHITEは4月26日、世界初というゴーグル外部からのタッチ入力でスマートフォンを操作できるスマホ装着型VRゴーグル「MilboxTouch」を発売した。対応ゲームアプリ「MilboxTouch ver. VR PAC-MAN」も併せて販売開始する。

 MilboxTouchは、スマホ装着型VRゴーグル。明治大学が研究している「ExtensionSticker技術」を応用し、WHITEと同学で共同開発した「Touch Interface Module」を搭載する。筐体側面に導電性インクで印刷されたモジュールを触ることで、ゴーグルの上から内部に装着したスマートフォンのタップ、スクロール、スワイプといった操作が行える。

 従来のスマホ装着型VRゴーグルが「首を振ることでの操作」のみだったのに対し、「指でのタッチによる操作」が可能となるため、VRの映像体験、ゲーム体験の幅を大きく広がるという。こうした外部から入力操作ができるスマホVRゴーグルは「世界初」とのこと。

折りたたみ式

<  同時に発表した「MilboxTouch ver. VR PAC-MAN」は、往年の大人気ゲーム「パックマン」を立体的かつ360度視野で楽しむことができるVRゲームアプリ。従来のように迷路全体を俯瞰するのではなく、パックマン目線で迷路を進み、あたかも自分自身がゴーストに追いかけられているような強い臨場感が味わえる。

 価格は、「MilboxTouch」が2500円(税別)。サイズは約85×108×150mm。対応する端末サイズは高さ150×幅76×厚さ10.5mmまで。「MilboxTouch ver. VR PAC-MAN」は300円(税込)。まずはAndroid版から。iOS版は5月末頃リリース予定。

 アプリ開発者向けにMilboxTouch用SDKの提供、外部メーカー向けにタッチ操作技術のOEM供給も同時に開始する。

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