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スマホを変える前に! まずは知りたいデータ移行の基礎知識

2016年04月29日 09時00分更新

新しい端末はどれ?

 移行先の新端末が今使っている端末と同じOSのものだったら、テクニックはいるもののそれほど問題なくデータ移行はできるだろう。問題なのはOSが違う場合。AndroidからiPhoneなどのiOSの端末へ、iOSからAndroidの端末へ替える場合。中には、データ自体を移せたかのように思えても、新端末では使えないケースもある。格安SIMを購入するなら、使用する端末で考える。Android端末に挿すのであれば、新端末はAndroidの操作と同じ。ケータイ(ガラケー)からスマホへの乗り換えはいろいろあきらめつつ、移行できるデータを考えていこう。

移行する方法はいくつかある
Android→AndroidならSDカードから

 データを移行する方法は主に3つ。まず、Android端末からAndroid端末に乗り換える場合に限られるが、最も手軽なのがSDカードを使う方法。多くのAndroid端末ではmicroSDカードという小さなメモリカードを装着することができる。ここに必要なデータをコピーして、新端末に移すか、そのままSDカードのデータを読み込んで使用することができる。

 iPhone(iOS)には、SDカードが装着できないので、クラウドサービスを使うのが一般的。Appleが提供しているiCloudやGoogleドライブなどにいったんデータを預けて、そのデータを新端末にダウンロードしたり、そのままデータを読み込みながら使うことができる。Androidの場合も同様だ。

 また、Android、iPhone双方で使えるデータ移行専用のアプリがいくつかある。こうしたアプリを使うと、電話帳や写真などのデータをSDやクラウドを介してまとめて移行できるので便利だ。

データ容量を見てみよう

 Android、iPhoneとも今どのくらいデータが保存されているかを見ることができる。特に写真や動画など容量の大きなものを移行する場合、移行先のメモリー容量なども考えて移行するようにしよう。

Androidの場合は[設定]→[ストレージ]とタップ。iPhoneの場合は[設定]→[一般]→[使用状況]とタップしていく

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