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SmartBand Talkがアイドルとの交流に活用

でんぱ組.inc×ソニーモバイル! ウェアラブルでアイドルとのコミュニケーションの未来を見た

2016年04月20日 09時00分更新

 ディアステージは、ウェアラブル端末「Dempa-Talk 零号機」ことソニーモバイル製「SmartBand Talk SWR30」を利用したでんぱ組.incとファンのコミュニケーションに関する企画「でんぱトーク大実験」を実施。その報告会が都内にて開かれました。

SmartBand Talkを改良し、
でんぱ組.incとファンをつなげる「Dempa-Talk 零号機」

会場には約1ヵ月半ものあいだ、実験に携わったファンと運営側で大盛り上がりだった

 「でんぱトーク大実験」とは、約1ヵ月半のあいだにウェアラブル端末「Dempa-Talk 零号機」と専用アプリを通して、でんぱ組.incとファンの間で「音声のコミュニケーション」を行ない、新しいアイドルとファンの交流の形を生み出そうという試みです。参加条件は、Dempa-Talk 零号機の購入とAndroid 4.4以上のXperiaを所有ており(もしくは実験開始までに購入予定)、実験に対するフィードバックを送れる人というもので、実験に参加した100名以上ものでんぱ組.incファンが集まりました。

 では、実際にこのDempa-Talkでなにをしていたか? 期間中にメンバーとファンはDempa-Talkを装着。各メンバーから全ユーザーに対して音声メッセージが送られ、その再生・受信がDempa-Talk上で可能。さらに、ファンから各メンバーに対しては、ワンタップで「イイね!」やボイスメッセージを送ることができました。

こちらが「Dempa-Talk 零号機」。SmartBand Talkに専用アプリがインストールされている。電子インクのディスプレーをタップすることで届いたメンバーの生音声を再生することができる

メンバーからのメッセージが届くと、このような表示に

Dempa-Talkは、SmartBand Talkとハードウェア的な違いはないが、留め具の部分は今回限定のデザインとなっている

「咀嚼音」に「疑似体験」!?
さまざまな使い方が飛び出た実施期間

 1ヵ月半のあいだ、メンバーからは期間ごとのテーマに沿った内容のメッセージが送られた。メッセージの内容はメンバーにほぼ一任されていたため、テーマに忠実に沿ったものもあれば、ひねったもの、完全に違うものなど、かなりメンバーごとの個性が出た内容になったようでした。メンバーの生の声かつ内容にファンは大いに盛り上がっていました。

用意されたテーマとテーマごとの投稿数。ほぼまんべんなく投稿されたようだ

メンバーが一番多く投稿した場所はやはり「ライブ会場」。夢眠ねむさんが3月1日に投稿したライブ5分前のアナウンスメッセージは、当日会場にいた人もいなかった人も応援のメッセージを寄せた

ファンにメンバーの声を聞きたいという欲求があるのはもちろんだが、メンバーもファンに聞いて欲しいと思うことがあった様子。成瀬瑛美さんの2月28日の投稿は叫び声に似たものだったようで、本人いわく「ダンスの練習が過酷で半泣き状態だった」とのこと

個性がいかんなく発揮された例としてはテーマ「なりきり」に沿って古川未鈴さんが3月5日に投稿した成瀬瑛美(えいたそ)さんのモノマネ「みりたそ」。本人から公認されたようだ

テーマ「激励」のときに、相沢梨紗さんが投稿した「念を送ります」というメッセージには「(ハートを)打ち抜かれた」という人や「(バイトのサボりを)辛うじて踏みとどまった」というようなファンが続出した

最上もがさんが2月24日に投稿した「サラダ」のメッセージはかなり独特。なんと声というよりはサラダを食べているときにでる咀嚼音を配信したようで、咀嚼音こそ本企画の真骨頂だと語るファンも出てきた

また、藤咲彩音さんが2月12日に投稿したおやすみの挨拶は「いまベッドに乗ってゴロゴロしています」というメッセージも含まれており、ファン自身も自分のベッドに入り返信するという本企画らしい疑似体験をできたファンもいたようだ

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