サイバーリンクは4月13日、動画再生ソフトウェア「PowerDVD」の新バージョン「PowerDVD 16」を発表した。ラインアップは、「PowerDVD 16 Ultra」「PowerDVD 16 Pro」「PowerDVD 16 Standard」「PowerDVD 16 LIVE」の4モデル。4月13日より、ダウンロード版の販売を開始し、4月15日にパッケージ版を販売開始予定。
大画面テレビ用にユーザーインターフェースを最適化
「TVモード」
最上位のPowerDVD 16 Ultraは、HDMIケーブルで接続して出力したテレビで快適な操作を実現する「TVモード」を新たに搭載。ユーザーインターフェースをテレビ向けに最適化している。また、専用iOS/Androidアプリ「PowerDVD Remote」を使用すれば、スマートフォンから操作が可能だ。
ChromecastやApple TVに対応、パソコンに保存したビデオや写真をキャスティング可能
また、ChromecastやApple TVを使用して、パソコンに保存したビデオ、音楽、写真をテレビにキャスティングできる「メディアキャスティング」機能も搭載。ハードウェア支援技術を活用して動画をトランスコードするので、ChromecastやApple TVが対応していない形式でも再生できる。また、TruTheaterテクノロジーにより、より鮮明な映像に変換して再生することも可能だ。
SeeQVault対応ハードウェアをサポート
各社のSeeQVault対応ハードウェアをサポートし、SeeQVault対応ストレージに保存された地デジ、BS、CSをHD画質のままパソコンで再生できる。
DSDのネイティブ再生に対応、WASAPI排他モードも
(Ultra、Pro共通)
ハイレゾサウンド機能もパワーアップし、PowerDVDからダイレクトにDACへDSDを出力可能なほか、DSDをリアルタイムにPCMに変換して出力することもできる。 Windowsのミキサーをバイパスして音声デバイスにデータを渡せるWASAPI排他モードにも対応している。
UHD HEVC(8bit/10-bit)のデコードをサポート
(Ultra、Pro、Standard共通)
4K動画の再生機能では、再生環境に合わせてレンダリングすることでよりスムーズな再生を実現。またハードウェア支援技術を使い、UHD HEVC(8bit/10bit)のデコードを新たにサポートする。
そのほか、映像を分析して鮮やかさや色合いを最適化した色彩を表現する「TrueTheater Color」や、動画を拡大再生したときに見やすい映像に補正する「TrueTheater HD」、手振れを補正する「TrueTheater Stabilizer」など従来バージョンからの人気機能も引き続き搭載している。
PowerDVD 16発売記念のキャンペーンを実施
PowerDVD 16発売を記念して、購入すると抽選で300名に映画のタイトルが当たるキャンペーンを実施。映画のタイトルは、200本の中から選択できる。キャンペーン期間は、4月15日から6月30日まで。また、PowerDVD 16購入で動画変換ソフト「MediaEspresso 7 DE(ダウンロード版、MediaEspresso 7 Deluxeから一部機能を除いた製品)」をプレゼントするキャンペーンも実施。MediaEspresso 7 DEは、付属のプロダクトキーを特設ページで入力すればダウンロードできる。
ダウンロード版の価格 | |
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製品名 | 価格(税別) |
PowerDVD 16 Ultra | 1万926円 |
PowerDVD 16 Ultra アップグレード版(Ver14/15から) | 9074円 |
PowerDVD 16 Pro | 8796円 |
PowerDVD 16 Pro アップグレード版(Ver14/15から) | 6250円 |
PowerDVD 16 Standard | 4444円 |
パッケージ版の価格 | |
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機種名 | 価格(税別) |
PowerDVD 16 Ultra | 1万2000円 |
PowerDVD 16 Ultra 乗換え・アップグレード版 | 1万円 |
PowerDVD 16 Ultra アカデミック版 | 8500円 |
PowerDVD 16 Pro | 9240円 |
PowerDVD 16 Pro 乗換え・アップグレード版 | 6750円 |
PowerDVD 16 Standard | 4750円 |
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