※週間リスキーはアックン・オッペンハイマーとやんちゃデジタルKidsたちがテクノロジーとサブカルチャーの交差点からお届けする、たいへんマニアックなコーナーとなっております。初見の方はご注意ください。
2015年10月、世界で初めて単体でLTE通信が可能なスマートウォッチとして大注目のなか発売した「LG Watch Urbane 2nd Edition」。残念ながら翌月、構造上の欠陥が原因で販売停止になってしまいましたが、約4ヵ月の時を経て華麗にリボーンなされました! 諦めない姿勢、大切です。
技適ナシではありますが日本でも入手可能で、アキバでは5万円台半ば~6万円台半ば。EXPANSYSジャパンでの4月13日現在の価格は4万7395円ですから諸々込みで5万チョイ。円高の影響で通販のほうが少々お求めやすくなっております。
とりあえず何も考えずポチることでお馴染みリスキー局長アックン・オッペンハイマーの手元に実機が届いてますので、例によって早出しレビューをドピュっとお届けします。
CPUはSnapdragon 400(1.2GHz)、メモリー768MB、4GB eMMC搭載のハイエンド仕様。気圧や心拍検出センサーなども搭載しています。バッテリー容量は570mAh。
とりあえずコッソリ電源を入れてみましょうかね。
対応ネットワークはFDD-LTEのバンド1、3そして3G(HSDPA)の2100MHz。さて、APN設定はどうやるのでしょうか……。
ドコモSIMの場合、3G回線のAPNがIIJmio(iijmio.jp)、OCNモバイルONE(3g-d-2.ocn.ne.jp)の2つ、LTE回線のAPNがOCNモバイルONE(lte-d.ocn.ne.jp)、b-mobaile 4G カメレオンSIM(bmobile.ne.jp)、mopera U(mopera.net)の3つ、計5つのプリセットが読み込まれました。では、それ以外はどうするのか……。どうも、どうしようもないみたいなんですよね……。
SIMのステータスは見られるのですが…
さて、SIMが入って何がいいかってアータ。 BluetoothやWi-Fiに頼らなくてもメールの受信や通話ができるのです。あと、Googleマップなどの動作はペアリング状態より圧倒的にサクサクですね。
単体でLTE回線につながるAndroid Wearとしては、現時点ではほかに選択肢はございませんが、リボーンされたLG Watch Urbane 2nd Editionは十分な品質を保っていますし、新しいモノ好きな方には自信をもってオススメいたします。
いじょ。APNや通話転送などナゾを残したまま、膜を閉じることについて「別に何とも思わない」と、アックン・オッペンハイマーは述べています。
●関連サイト
EXPANSYS JAPAN「LG Watch Urbane 2nd Edition LTE LG-W200」
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