フェイスブックは4月5日、全盲や弱視といった視覚障害者に向けた新技術「自動代替テキスト(Automatic alternative text)」を発表した。
自動代替テキストは、最新の物体認識技術を利用して写真の内容を判断し、説明を自動的に生成するというもの。iOS端末のスクリーンリーダー(画面読み上げ機能)を利用している場合、Facebook上の写真をスワイプすることで写っている内容を音声で聞くことができるという。たとえば、外で撮った笑顔の3人が写っている写真があると、「画像には3人の人、屋外、笑っている」と読み上げるようになっている。
本機能は、iOS端末の画面読み上げ機能を利用しているユーザー向けにテストを開始しており、現時点では英語でのみ利用が可能。また他言語やプラットフォームでも使えるよう準備を進めているとのこと。
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