週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

KDDIのスマホ安全講座も実施

Arduinoでの電子工作もアリ!なにやらスゴイキッズ向けワークショップに密着

2016年04月05日 18時15分更新

KDDIによる携帯電話の歴史

 休憩のあと、鳥光氏が再登壇。今度は、キッズ向けにケータイの歴史を説明してくれました。

 ケータイ電話のはしりと言えば、1985年に登場したショルダーフォン。さすがにワタクシも中学生だったので、マンガの世界でしか知りませんでした。「お外でも使える!」というキャッチコピーがシュールですね。そのあと1989年に登場したのがアナログ携帯。普及率は100人に1人程度とまだまだ珍しいデバイスでした。

 ビジネスパーソンを中心に広まったのが1993年に登場したデジタルケータイで、10人に1人が所持するように。ちなみに、当時は大学生だったワタクシはもっぱらポケベルでした。デジタルケータイの登場後は、国内メーカーがさまざまなモデルをリリースして活況を呈します。そして、それからかなり飛びますが2008年に現在のスマートフォンの初期モデルが登場します。このころになると、スマホ、ガラケーを合わせて1人1台の所有が当たり前になりますが、「まだ生まれていない!」というキッズもちらほら。なんだか衝撃でした。

 「2014年には、日本の人口よりもケータイの普及台数のほうが多い」と鳥光氏。そして「東京オリンピックが開催される2020年には、第5世代(5G)ケータイが登場する」と解説。5Gでは10Gbpsクラスの伝送能力を備える通信網が整備される予定です。ちなみに現在の4Gでは、450Mbpsで通信できるLTEモデムチップが登場しており、すでに韓国サムスン電子社の「Galaxy」シリーズなどが搭載しています。次期iPhoneに採用されるというウワサされていますね。ちなみに国内のLTE通信の最速は現在のところ300Mbpsです。6年後には「ギガバイトが足りない!」とか、死語になっているかもしれません。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります