KDDIによる携帯電話の歴史
休憩のあと、鳥光氏が再登壇。今度は、キッズ向けにケータイの歴史を説明してくれました。
ケータイ電話のはしりと言えば、1985年に登場したショルダーフォン。さすがにワタクシも中学生だったので、マンガの世界でしか知りませんでした。「お外でも使える!」というキャッチコピーがシュールですね。そのあと1989年に登場したのがアナログ携帯。普及率は100人に1人程度とまだまだ珍しいデバイスでした。
ビジネスパーソンを中心に広まったのが1993年に登場したデジタルケータイで、10人に1人が所持するように。ちなみに、当時は大学生だったワタクシはもっぱらポケベルでした。デジタルケータイの登場後は、国内メーカーがさまざまなモデルをリリースして活況を呈します。そして、それからかなり飛びますが2008年に現在のスマートフォンの初期モデルが登場します。このころになると、スマホ、ガラケーを合わせて1人1台の所有が当たり前になりますが、「まだ生まれていない!」というキッズもちらほら。なんだか衝撃でした。
「2014年には、日本の人口よりもケータイの普及台数のほうが多い」と鳥光氏。そして「東京オリンピックが開催される2020年には、第5世代(5G)ケータイが登場する」と解説。5Gでは10Gbpsクラスの伝送能力を備える通信網が整備される予定です。ちなみに現在の4Gでは、450Mbpsで通信できるLTEモデムチップが登場しており、すでに韓国サムスン電子社の「Galaxy」シリーズなどが搭載しています。次期iPhoneに採用されるというウワサされていますね。ちなみに国内のLTE通信の最速は現在のところ300Mbpsです。6年後には「ギガバイトが足りない!」とか、死語になっているかもしれません。
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