ゲームオンが運営するMMORPG「ArcheAge」で、4月1日に大型アップデート「ノアルタの建国」のティザーサイトが公開された。このアップデートに関して、メディア向けの事前説明会を開催するとゲームオンから連絡を受けた。
「今度、ArcheAgeのアップデートに関して説明会やります。岐阜で。」
「わかりました! 参加させていただ……え? 岐阜?」
とりあえず参加するとはいったものの、ゲームのアップデートの説明を岐阜県で聞くとは? と頭が混乱したまま、当日を迎えることとなった。
「国家」を立ち上げたら天下統一したいよね!
ということで信長扮する石元プロデューサーと岐阜城に行った
アップデートでは、各領地で専用建築物が設置可能になり、領地を成長させることができるなど、領地コンテンツが多様化。さらに、領地を所有し、一定の条件を満たした遠征隊の遠征隊長は「国家」を立ち上げることが可能になる。
国家を立ち上げると、今まで味方だった大陸を敵に回すことになる。国家を立ち上げてほかの大陸を敵に回して奮闘する様は、まるで戦国時代。
だったら織田信長が天下布武にむけて第1歩を歩みだした城「岐阜城」に行き、アップデート内容をド派手に発表しようではないかという理由で、ゲームオンは今回の事前説明会を岐阜で行なうことになったのだ。ということで、織田信長に扮するArcheAge運営プロデューサーの石元 一輝氏とともに、岐阜城へ行ってきた。
岐阜城は、金華山(標高329m)の山頂に築かれた城で、美濃平野を一望することができる。特に天守から見る景色は絶景だった。織田信長に扮した石元氏はかなり目立ち、外国から来た観光客に写真をお願いされたり、「なにかの撮影ですか?」と頻繁に声をかけられていた。
ArcheAgeの世界にも大陸に4つの城があるが、現在は城壁を作ることしかできない。アップデート後は、その領地をもつ遠征隊の遠征隊長が、領主として城などの建築物を3段階まで成長させることが可能になる。領地の発展は、必ず領地を所有していないプレーヤーの協力が必要だというのは面白いと感じた点の1つだ。
領主のみが搭乗できる「ワイバーン」
領主が築ける建築物の中で、最数段階まで成長すると飛行騎乗物「ワイバーン」を育成することができる建造物がある。ワイバーンは、初の個人で所有できる滑空ではなく飛行するユニットだ。領主のみが搭乗可能で、成長した建築物からのみ搭乗できる。頭にある手綱を持ってコントロールでき、攻城戦などの戦闘でも使用できるという。
国家を建立できる
遠征隊の遠征隊長は、条件を満たすと国家として勢力を立ち上げることができる。国家は、最大4つまで立ち上げることができ、1つの国が4つすべての地域を統一することも可能だという。国家を立ち上げた瞬間から、今まで味方だった大陸などは敵となる。3週間に1回開催されている攻城戦で負けると領地を奪われてしまうが、国家は一定期間継続する仕組みになっている。その一定期間内に領地を奪い返さないと、国家は滅亡してしまう。
国を立ち上げ、自分の領地を守ったり、攻城戦で拡大したりとまさに戦国時代のような群雄割拠が期待できそうなアップデートとなっている。道のりは厳しいだろうが、プレーヤーは織田信長のように、勢力を伸ばし、ArcheAgeの世界で“天下統一”を目指してみてはいかがだろうか。
新ボスモンスター「カドゥム」「イシュタル」
そのほか、アップデートでは、新ボスモンスター「カドゥム」「イシュタル」を実装する。
カドゥムは、「赤露の滴る戦い」参加者が、参加後に勢力の隔たりも関係なく討伐するボスモンスター。10人くらいでも倒すことが可能だという。
イシュタルは、宴の園の上級ボスモンスターを3体すべて倒したのちに出現する、インスタンスダンジョンのボスモンスターでは最上位モンスターで、倒せば専用装備が手に入る。難易度はかなり高めとのことだ。
黒曜石7段階解放!
現在6段階までの黒曜石が7段階まで解放され、より強化できるようになる。7段階の作成には、新コンテンツで入手できるアイテムがが必要で、揃えるのは相当大変だという。
盛りだくさんのアップデート、続報を待て!
領地の成長や国家の立ち上げ、新ボスモンスター、黒曜石7段階解放など、ノアルタの建国は盛りだくさんな内容となっている。アップデート実装の続報を楽しみに待っていよう。
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