週刊アスキー連動【超お役立ち】特集
3月18日発売の「週刊アスキー」特別編集ムックは2016春の超お役立ち特大号!! ASCII.jpでは誌面連動特集として、誌面に載せきれなかった大量のお役立ち知識を掲載します。編集部秘蔵のお役立ちフォルダーが火を吹きますぜ。
要は電話機とICレコーダーをつなぐ機械です
最近、電話機とICレコーダーをつなげて、通話をそのまま録音するためのアダプターを買い直しました。コメント取りの仕事が多かった時期には愛用していたのですが、いつの間にかメールとメッセージアプリさえあれば困らなくなり、そのままフェードアウト→行方不明に。
ところが最近というか4日前、電話での口述筆記必須な大仕事が舞い込みました。受話器片手のタイピングに必死になって、細かなニュアンスを取りこぼしてしまうのはマズいよなーということで、さっそくミヨシさんの「4極4芯 受話器接続 通話録音アダプター/TRA-H44WH」(1730円)をポチり。で、翌日到着。便利過ぎて怖いです。
見た目は写真の通り、質実剛健。きちんと役目を果たします。所有欲とか意識を高みに押し上げる逸品とかそういうしゃらくさい話とは無縁です。
設置は単純。要は、電話機と受話器とICレコーダーを「TRA-H44WH」で結ぶだけです。具体的には――
1. 電話機からカールコードごと受話器を外す
2. 「TRA-H44WH」のジャックAにカールコードのプラグを挿す
3. 付属品の4極4芯コードの一方を「TRA-H44WH」のジャックBに挿す
4. 付属品の4極4芯コードのもう一方を電話機に挿す
5. 「TRA-H44WH」のオーディオプラグをICレコーダーのマイク端子に挿す
6. 以上で接続完了。電源も不要です
接続が済んだらさっそく録音できるか試してみます。
ICレコーダーの録音設定を「ライン」に変更し、録音開始。そして電話機から友人や家族にかけてみましょう。私はボッチかつ電話恐怖症なので自分のスマホ以外ありえません。その際、スマホはスピーカーモードにして、できれば少し離した場所に置いておくと吉です。
まず受話器へ適当に「マイクチェック、ワンツー」だのと喋ったら、今度はスマホに近づき同じくらいの声量で喋ります。双方の声を記録できるか確認するためですね。その後、通話を終了して、受話器・スマホ双方からの声がきちんと録音できているか確認しましょう。
もし録音が上手くいかない場合は、本体上部の「極性変換スイッチ」(1から4の番号が振られている)を変更して再度録音を試します。私の経験では、どちらかの声が極端に大きく(小さく)なってしまうことがありました。
なお、オフィスの電話機で録音チェックする際に『仕事のしすぎで壊れたかと同僚に思われたらどうしよう♥』と恥ずかしがる人がいるかもしれませんが、会社の電話機に自腹でこんなもん取り付ける時点で、言い訳できないレベルのワーカホリックです。周囲の目を気にする段階はとっくに過ぎてます。堂々と続けましょう。
ただし、録音チェックの最中は必然的に「いい歳したオッサンが、机に置いたスマホと受話器に向かって、交互に何事かつぶやいている」という状況が発生します。
録音チェックの結果、問題なく録音できるとわかったら、そのまま放置でOKです。たとえICレコーダーがつながっていなくてもアダプターを接続したまま普通に通話できます。
あとは、録音しておきたい電話の前にICレコーダーで録音開始するだけ。また、通話途中からでもICレコーダーを動かせばその時点から録音が開始されます。電話をかけ直したりする必要はありません。
これで電話録音もバッチリということで、先ほど某エライ先生に電話インタビューを試みました。結果めでたく電話越しの録音は成功したのですが、残念ながら何度聞き返しても私のオツムでは理解できません。どうしましょう……。
ムラヤマ
たまにタイアップとかコンテンツ系の連載を手掛ける助っ人編集者。編集部近くの日高屋が撤退し悲しみに暮れていたが、IIJさんが入居していることで有名な「飯田橋スゴイデカイビル」で、魚定食が美味しい居酒屋を発見。感涙に咽び泣いている。
週刊アスキー特別編集 2016春の超お役立特大号
またもや紙で登場!「週刊アスキー」特別編集
タブレットにPC、スマホにAV家電まで激安から超高性能どれを買うのが正解!? 春のデジモノいいとこどり2016
●電力自由化時代の歩き方
●格安SIMスタートガイド
●今さら聞けないiPhone 6s大全
●初めてのドローン購入ガイド10機種 ほか
【特別付録】秋葉原最新ガイドマップ
■判型:A4変、152ページ
■ISBN:978-4-04-865631-3
■発売:2016年3月18日(金)
■定価:690円
■販売店:全国の書店、コンビニ、ネット書店など
■Amazon.co.jpで購入
週刊アスキー特別編集 2016春の超お役立特大号 (アスキームック)KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります