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気になる情報をピックアップするWebメディア

ヘルスケアニュースを医師が実名で解説する「イシコメ」

2016年03月24日 09時30分更新

 医師の3人に1人が参加する医師専用コミュニティサイト「MedPeer(メドピア)」を運営するメドピアは3月16日、医師がヘルスケア情報の真意を届けるWebメディア「イシコメ(β版)」を一般向けに公開した。

 健康管理・予防に対する意識が高まり、医療・ヘルスケアに関する情報が世の中にあふれてきた今、読み手にはそれらの情報を読み解く力「医療情報リテラシー」が求められている。しかし、一般の人にとって専門的な医学・医療情報を正しく判断するのは困難。そこで「イシコメ」に登録する医師(イシコメ・ドクター)が日々の気になるニュースをピックアップし、実名でコメントを付けて発信。信頼できる医療・ヘルスケア情報を届けることで、医師と一般の人との情報格差を解消するとしている。

 イシコメ・ドクターには、MedPeerに登録する医師のみがなれる。MedPeerには現在日本の医師の3人に1人にあたる10万人以上の医師が登録しており、会員登録時には医師免許証の提示など医師資格の認証を厳格に行っている。

 一般の人により信頼できる情報を届けるため、イシコメ・ドクターは実名・写真・病院名を公開してコメントを発信。1人の医師がピックアップしたニュース記事に対して、ほかのイシコメ・ドクターがコメントを追加できるため、より信頼性の高い情報が得られるという。

 今後は、一般会員が日常生活の中で目に入ってきたニュースに対して「医師のコメントが知りたい」と思った時、ニュースをピックアップして、イシコメ・ドクターにコメントをリクエストできるようにする。また、お気に入りのイシコメ・ドクターのフォロー機能も搭載。フォローした医師がピックアップしたニュースやコメントを優先的に確認できるようにする。

 そのほか、健康・医療分野の専門知識を持つ、経験豊富な記者・編集者が、親切でわかりやすい医療・ヘルスケアニュースを配信。医師執筆陣による連載企画も配信予定という。

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