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dアニメストアは「観る」だけではなく「聴く」「買う」サービスへ！説明会レポート

2016年03月22日 21時30分更新

アニメ作品を「観る」だけから
「聴く」「買う」ができるサービスに

アニメ視聴者のさまざまなニーズに応えるため、提供サービスの拡大をはかる

　今回のリニューアルでは、従来のアニメを「観る」機能だけではなく、「聴く」「買う」機能を追加。

　「観る」という点は、従来PC向けではマイクロソフト社のプラグイン環境「Silverlight」を利用したプレイヤーで映像を配信していましたが、これに加えHTML5プレイヤーを用意。従来はプラグインが動作せず使えなかった「Google Chrome」および「Microsoft Edge」での再生（プラグイン不要）に対応します。単にプレイヤーが置き換わるだけではなく、回線環境に応じた画質自動調整機能（任意で固定も可能）や再生速度の変更機能、30秒、10秒ごとのスキップ機能などを新たに搭載しています。

対象環境ではプラグイン不要で利用できるHTML5プレイヤーを新たに提供する

実際の映像を新プレイヤーで再生しているところ。左下にはスキップ機能のボタンが見える

　つづいて「聴く」という点では、アニソンミュージッククリップ約180曲（開始当初）を配信する。単に映像付きのアニメソングを配信するだけではなく、オープニング/エンディング曲であればDVD/Blu-rayの特典として収録されていた「テロップなしの映像」であったり、ほかのサイトでは配信されないdアニメストアのオリジナルコンテンツを展開するなど、その作品のファンであれば見逃せなくなる工夫が施されています。さらに、新しいHTML5プレイヤーでは配信音質を選択できる機能も用意されているといいます。

オープニング・エンディング曲が複数あるもの、キャラソン、挿入歌、サントラなどひとつのアニメ作品には多くの楽曲が関連づけられている

まずは約180曲から配信開始。通常のミュージッククリップに加え、ノンテロップ版やdアニメストア限定映像なども配信する

　最後に、dアニメストアの新規領域の2つ目「買う」の点では、作品の関連グッズが作品ページに表示されるようになります。これらは「アニメイトオンラインショップ」へのリンクとなっており、商品の詳細の確認や購入が可能。また、アニメイトオンラインショップ上にも「dアニメストア店」がオープンし、dアニメストアの人気ランキングに応じた商品表示やdアニメストア会員限定の特典などを提供されます。田中氏は「人間誰しもある気に入ったものは手元に置いておきたいという欲求を満たせるようになる」とコメント。