週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ネジ穴に被せて自転車パーツを盗難から守る「HEXLOX」

2016年03月18日 09時00分更新

 自転車はハンドルやサドル、ホイール、シートポストなどさまざまなパーツを、自分好みのモノに手軽に変えられるのも魅力のひとつ。一般的にはヘックス(六角)ボルトで固定されており、お手ごろなアーレンキー(六角レンチ)でカンタンに取り外し可能です。

 しかしこの「カンタンに取り外し可能」な点が盗難防止には困りもの。対策としてサドル盗難防止ケーブルロックを付けたり、ロック機能がある専用ボルトに変えたり、ホイールを固定するクイックリリースをロック付きのスキューワーに変えるといった方法もありますが、それだけロック解除用のキーが増えるのが困りもの。ロック解除用のカギを紛失するとパーツが取り外せなくなるという危険もあります。

「HEXLOX」

 クラウドファンディングKickstarterで資金調達中の「HEXLOX」は、盗難対策と取り外しの利便性を両立する注目のガジェット。ヘックスボルトの穴に「HEXLOX」を挿入し、そのまま半回転してパーソナルキーを引き抜くだけでロックは完了。このお手軽さがステキ!

 重量は2g以下と気にならない程度で、4インチ、5インチ、6インチボルト用を用意。ホイール固定用のクイックリリースはヘックスタイプのスキュアーに交換することで、こちらもロックが可能になります。価格はサドル対策セットとホイール対策セット(ボルト2本+解除キー)がそれぞれ23ユーロ(約2900円)。日本まで送料は6ユーロ(約760円)で、HEXLOX1個づつは9ユーロ(1140円)、ホイール固定用スキュアーは15ユーロ(約1900円)で追加できます。

 ロック解除用のパーソナルキー紛失対策も万全で、発行されたユニーク&パーソナルキーカードの印刷された3桁の数字を伝えると、予備のパーソナルキーがオーダーできます。

 既存のロックボルト系の不満や不安をことごとく解消する「HEXLOX」ですが、さすがに注目度が高くスーパーアーリーバードは完売かつアーリーバード枠もほぼ完売。第一ロットの出荷予定は2016年5月、第二ロット以降は6月開始です。確実に手に入れたいサイクリストは早めのPledgeと、自転車本体の盗難対策もお忘れなく!


■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります