カプコンは3月12日、「バイオハザード アンブレラコア」の先行体験会を開催した。
PC版とPlayStation 4版があり、発売は5月12日になる予定。価格はPC/PS4ともに“ダウンロード版”は3694円(税別)。また、PS4版には「サウンドトラック」「ブックレット」「PlayStaion Plus 7日間プロダクコード」が同梱された“ダウンロードコード版”があり、5990円(税別)で販売する。
今度のバイオは“ガンシューティング”で対人戦
バイオハザード アンブレラコアは歴代のシリーズとは異なり、対人戦に特化したガンシューティングゲーム。シングルプレイモードもあるが、メインとなるのはオンライン対戦だ。
Lev-C011-LCi7-TM マシンスペック
CPU:Core i7-6700(4コア/3.4GHz、最大4GHz)
メモリー:DDR3L-1600 4GB×2
グラフィック:GeForce GTX 970(4GB)
電源:500W(80PLUS SILVER)
OS:Windows 10 64ビット
今回の体験会ではPC版でプレイした。
プレイ内容は「トライセルHQ(ヘッドクオーター)」「発端の村」「キジュジュ自治区12区域」での3vs3マルチ対戦を行なった。
そう、バイオハザード アンブレラコアの“戦場”には、歴代のバイオハザードのステージが登場するのだ。
生き生きとしたゾンビ、死に物狂いのプレイヤー
そして本作の特徴は、対人戦ガンシューティングゲームながらも歴代作品のステージには「マジニ」「ケルベロス」「ゾンビ」などのクリーチャーが登場するところだ。
操作自体はほかのガンシューティングゲームと同様に遊ぶことができる。しかし、バイオハザードのガンシューティングゲームということで、各ステージで徘徊しているクリーチャーに攻撃されることも……。
対人戦が主なゲームとなっているが、気を抜いているとゾンビに噛まれて倒されてしまうこともしばしば。実際に筆者も相手プレイヤーと打ち合い直後にガナードに攻撃されて倒されてしまった。悔しい!
バイオハザード アンブレラコアのプロデューサーであるジェームズ・バンス氏は「ガンシューティングではあるが、バイオハザード“らしさ”を意識した。徘徊するゾンビを利用してゾンビシールド(ゾンビを盾にすること)にすることで相手からの攻撃を防いだり、ワンボタンで遮へい物に身を隠せるなど自由自在に遊べる。」とコメント。
サントラ目当てならPS4版、画質を追い求めるならPC版
バイオハザード アンブレラコアはPS4/PC向けに発売する。もちろん同内容ではあるが、冒頭に紹介したPlayStation 4版限定で販売する「ダウンロードコード版」にはサウンドトラックが付属する。
ゲーム内で流れるBGMが収録されるのだが、サウンドトラックの入手方法はこのダウンロードコード版を購入するのみのようだ。今後、どういった展開になるかはわかりかねるが、サウンドトラックが欲しい! という人はPS4用のダウンロードコード版を購入しよう。
PC版を購入する利点としてはもちろんプレイ環境の向上だ。当たり前のことではあるが、マシンスペックが高ければ解像度やフレームレートを上昇されることができ、快適なプレイが可能となる。
本作のように対人戦がメインコンテンツのガンシューティングゲームではプレイ環境が超重要。体験会で使われたC-Classモデルならば、馬力あふれるスペックが搭載可能ながら省スペースで楽しめる。
最後に個人的なバイオハザード アンブレラコアの感想を書いておこう。筆者がそうなのだが、ガンシューティングゲームが苦手な人でも十二分に楽しめる。ボタンアクションさえ覚えれば、ワンボタンで思いどおりにプレイできるのがかなりグッときた。ただ、相手プレイヤーだけでなくクリーチャーにも気をつけないといけないのがちょっと大変かもしれない。
そんな人のために、対人戦だけでなく操作になれるためや上達するために役立つ「ザ・エクスペリメント」というモードも搭載。ひとりプレイ専用のモードで、このモードをしっかり遊べば上達できるようだ。
バイオハザードファンだけでなく、ガンシューティングゲームファンにも楽しめるタイトルだ。発売が今から楽しみだ。
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