本田技研工業は3月10日、新型燃料電池自動車)「CLARITY FUEL CELL(クラリティ フューエル セル)」を発売した。
パワートレインの高効率化に加えて70MPa(メガパスカル)高圧水素燃料タンク(141L)を採用するなどの最新技術を盛り込み、さらにボディは軽量素材を積極的に配置、空気抵抗低減デザインの採用によってフル充填での走行距離750kmを実現しているのが大きな特長。
パワートレインは燃料電池ユニットと一体化するなどの小型化がなされており、固体高分子形燃料電池スタックと駆動両リチウムイオン電池を搭載。最高出力130kW(燃料電池出力は最高103kW)。
衝突軽減ブレーキ機構のほか、渋滞追従機能付きクルーズコントロール、車線維持支援システム、歩行者事故低減ステアリング作動などの運転支援システムを導入。
価格は766万円。初年度はFCV普及促進に協力している自治体・企業などに対するリース(200台程度)を行ない、ユーザーの意見を収集した後に個人販売を行なうとしている。
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