週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

自社SIMでLINEなどメッセンジャーアプリの通信を無料化

FREETEL、2画面折りたたみスマホ「MUSASHI」、2万4800円で発売

2016年03月09日 14時20分更新

 FREETEL(プラスワン・マーケティング)は、都内で発表会を開催。ケータイライクなテンキーを装備する折りたたみ型の2画面スマホ「MUSASHI」を3月下旬に発売するほか、自社SIMでのメッセンジャーアプリの通信無料化、1回1分または5分以内の国内通話かけ放題アプリの販売など、各種発表を行なった。

折りたたみ型スマホ「MUSASHI」が正式に発表

テンキー付き折りたたみスマホ「MUSASHI」
税抜2万4800円で3月下旬に発売

 まずMUSASHIは、1月の発表会で公表をしていたフィーチャーフォン型スマホ。価格は税抜2万4800円で、今日9日から予約受付を開始している。折りたたみ型でディスプレー側の両面に4型WVGA液晶を搭載。タッチ操作とテンキー操作の両方に対応している。これにより、開いた状態ではケータイライクにテンキーで、閉じた状態では(やや分厚い)普通のスマホとして操作ができるというわけだ。

カラバリは3色が用意されている

開いたときは従来型ケータイで、閉じたときは通常のスマホ的に使える。タッチ操作はどちらでも可能

 主なスペックは、1GHzのクアッドコアCPUに8GBストレージ、800万画素カメラ(イン500万画素)、2000mAhバッテリー、Android 5.1など。Google Playに対応し、通常のAndroid向けアプリをダウンロードして利用できる。

 全体的な印象としては、4型液晶を搭載しているため画面が大型でスマホとしての操作には案外違和感がない。逆に従来のフィーチャーフォンのイメージで手に取ると、かなり大柄なのも確かだ(63.1×123.1×17.6mm)。またテンキーの操作も工夫は感じられるが、「戻る」が「クリア」キーではなく「カメラ」キーに割り当てられているなど、MUSASHI独自の操作体系に慣れる必要性がありそうだ。

テンキーは突起が少なめ。ストラップも付けられる

バッテリーは2000mAh。デュアルSIM仕様だ

iPhone 6s(左)と。4型液晶なのでケータイとして見ると正直結構大きく感じる

 なお、2月末のMWCで発表された金属筐体を採用した新モデル「SAMURAI REI(麗)」は、ケース内での展示のみで実際に手に取ることはできなかった。いつどの市場で販売するかを含めて未定とのことだ。

MWCで披露されたSAMURAI REIはケースの中。残念

FREETELのSIMでLINEのメッセージや画像の送受信が無料に
1分または5分以内の国内通話かけ放題サービスも

 SIMフリースマホのみならず、自社の独自SIMを含めたトータルでのサービスを売りにするFREETELだけに、SIMでの新要素も発表された。

 まずはメッセンジャーアプリでのデータ通信料0円サービスというもの。これはすでにFREETEL SIMを利用のユーザーにも今日9日から適用される。アプリは日本で一般的な「LINE」のほか、海外で主流の「WeChat」「WhatsApp」に対応する。

 通信量がカウントされなくなるのはテキストメッセージ/画像/スタンプで、動画や音声通話、音声メッセージ、関連アプリなどは対象外。WeChat/WhatsAppについても基本的には同等だ。なお、通信が非課金対象になるかどうかは、パケットのシグネチャで判断するとのこと。

LINEなどのメッセンジャーアプリでメッセージや画像などのやりとりが通信量で加算されないサービスを開始

 つづいて「FREETELでんわ」は、月399円/月840円(以下、いずれも税抜)で、それぞれ1回1分/5分の国内通話がかけ放題になるというプリフィックス型の電話サービスだ(超過分は10円/30秒)。プリフィックス型なので、一般的なIP電話と異なり、従来の電話番号がそのまま使えるほか、音質も良好というメリットがある。

 FREETELでんわは当初は量販店でパッケージを購入の上で、アプリのダウンロード+ユーザー登録が必要になる。パッケージの価格は980円で、1200円分の無料通話分が付いてくる。また、利用できるのはFREETEL SIMユーザーのみ。

1回あたりの通話時間が限定された音声通話定額サービスを提供する

 このほかにも、端末代金を24回払いで支払うことで、購入時の負担が小さくなる「0円スタートプラン」を同社オンラインストア限定で3月23日に開始することも発表されている。

端末の分割払いも


■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります