週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

低ボリュームでも低音ブーストが心地いいRoarシリーズ最上位モデルが発売

カラオケもできる5ドライバBluetoothスピーカー Sound Blaster Roar Pro レビュー

2016年03月04日 20時00分更新

 クリエイティブメディアからBluetoothスピーカー“Roar”シリーズの最上位モデル『Sound Blaster Roar Pro(SB-ROARP)』が発売されました。直販価格は2万9800円。

本体サイズは202(W)×115(D)×57(H)mm、重量約1.1kg

 前モデルRoar2(レビューはコチラ)同様、ドライバは5基ですが、高音域をフロントに固定するなど様々なチューニングを施し、より最適なサウンドを追求。省電力機構も見直され、バッテリー容量は6000mAhと同じですが、連続駆動時間が2時間アップの約10時間に向上しました。Bluetooth 3.0準拠で対応プロファイルはA2DP、HFP、HSP。aptX、AACといったコーデックに加え、aptXの上位規格aptX LL (Low Latency)にも対応。もちろん、ペアリングはNFCでワンタッチで行なえます。一度接続すると再接続は一瞬で行なわれ、再接続操作などのわずらわしさは一切ありませんでした。この辺りはかなりこなれてきましたね。

5つのドライバユニットで解像度の高い音質を実現。横置き固定にし、さらなるチューニングが施された

“ROAR”ボタンで手軽にサラウンド効果をオン・オフに

背面端子・スイッチ類。低ボリュームでも心地よく低音をブーストできる“TeraBass”機能も継承。SDカードに入れた楽曲の再生が行なえるほか、スピーカーフォン時の通話録音に利用できる。PCと接続し、USBオーディオとして認識させての利用も可能

 また、“ニュートラル”、“ウォーム”、“エネルギッシュ”といった3種のプリセットを追加。ニュートラルは本来のバランスの取れたサウンド、ウォームは音色に真空管アンプのような温かみをもたせたBGMなどに向いたサウンド、エネルギッシュはその名の通りダイナミックで躍動感のあるサウンドとなってます。音量はかなり大きいので、室内では50%も出せないかと思います。

オプションのマイクでRoar Proを拡声器として利用できる

 さらにオプション(直販価格9800円)のワイヤレスマイク『Creative iRoar Mic(SP-IROMC)』を組み合わせることで、カラオケやプレゼン、MCなどにSound Blaster Roar Proを活用できるといった新機能があります。

ライターサイズで重量約30g。240mAhのバッテリーを内蔵し、最大約10時間駆動可能。充電はマイクロUSB

背面。クリップを活用したハンズフリー利用も可能

iRoar Mic自身にもマイク入力端子とライン入力端子があり、Roar Pro用の音声入力デバイスとして活用できる

 マイク音声とRoar Proの再生音をミックスできるので、カラオケやBGM入りの司会、サウンドを活用したプレゼンなど幅広い用途に活用できそうです。

あまりに似ているので、どうしてもやりたくなりますが……髭は剃れません

コチラが正解。スマホで画面に表示した歌詞を見ながら歌いましょう(モデル:ナベコ)※写真はイメージです

 「写真はイメージです」としたのは、Roar ProとiRoar Micをワイヤレス接続した場合、スマホとRoar ProはBluetooth接続ができなくなりますので、実際は画面の歌詞を見ながら歌うには、iRoar Micとスマホがケーブルでつながっている必要があります。念のため。

 Sound Blaster Roar Proは音量的に相当迫力のある部類に入るBluetoothスピーカーであると思います。マイクを用いたパーソナルPAとしても、かなり本格的に活躍できるので、パフォーマーな方にオススメいたします。

●関連サイト
クリエイティブメディア
Sound Blaster Roar Pro(製品情報)

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります