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XperiaやGalaxyよりも気になるMWC 2016で見つけた特殊スマホたち

2016年03月03日 09時00分更新

 主力メーカーのスマホ新製品が一気に出そろったMWC 2016。でも、新製品を発表したのはそれらのメーカーだけではありません。中小やマイナーなメーカーからもおもしろい製品が多数展示されていました。その中から特に気になったスマホをご紹介しましょう。

ファーウェイっぽい便利なカメラの回転機構
Joyplus「A8」

カメラが飛び出て前後回転する「A8」

 Joyplusの「A8」はカメラ部分を引き上げて持ち上げると180度回転してフロントカメラにもなるアイデア製品。カメラは1600万画素と画質も高く、本格的な写真撮影も可能です。ディスプレーは5型HD解像度(720×1280ドット)、メモリー2GB、CPUは「MT6753」(1.5GHz、オクタコア)、4000mAhバッテリー内蔵で結構使えそうなモデルですね。

アイデアはファーウェイから

 でもこの機構はJoyplusのオリジナルではなく、ファーウェイが2015年後半に発売した「honor 7i」とほぼ同じもの。大々的に販売したら問題になるかもしれませんが、JoyplusはODMメーカーなので細々とマイナーメーカー向けに製品を出す程度で目立たないぶんには問題ない? カメラを引き上げればカメラアプリが起動してそのままセルフィーが撮れる機構は便利なだけに、カメラの位置を変えるなどオリジナリティーを追求してほしかったところ。

独自の数字キー配列とクレカ読み込み機能付き
POMP「K6000」

数字キーが2列に並ぶ不思議なデザイン

 POMPの「K6000」は4.3型WVGA解像度ディスプレー搭載の小型端末。でも、ディスプレーの下に数字キーがあり、2列に並ぶ変わった配列をしています。LTEには非対応で3Gと2Gのみに対応。CPUは「MT6572A」(1.2GHz、デュアルコア)、メモリーは512MB、背面カメラは500万画素とスペックはだいぶ低めです。

支払い機能に対応した「Payment Mobile」

 K6000の背面にはクレジットカードを読み取るスロットがあります。つまり、K6000は支払い用のアプリを入れて、店舗でのクレジットカード支払い用端末として設計されているのです。スペックを落としているのは導入コストを抑えるためで、レストランなどが気軽に導入してオーダー受付やらテーブルでの会計に使うことを想定。なお、価格は不明ですが個人でも購入することができるそうです。

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