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こだわりのスマホRPG『チェインクロニクル』は2年半遅れでも楽しめるのか!?

2016年03月01日 19時30分更新

そもそもことの発端はミズグチさんの「ケンちゃん、最近なんか面白いゲームない?」発言だったんですが、その答えとしてアカザーさんが提案したのが、約2年半も遊び続けているというスマホゲーム。

その名も『チェインクロニクル』でした。

そして、「だったら俺も興味あるし、開発チームの話とかも聞いちゃおうぜ」ということで、セガさんを取材させてもらうことに。

取材に対応してくれたのは、総合ディレクターの松永さん、開発ディレクターの山浦さん、運営の小林さん。

まずはチェインクロニクルがどんなゲームか簡単に説明すると、総勢600名ものキャラが登場するタワーディフェンス型RPG。

しかもそのキャラひとりひとりに“運命の物語”があり……

2013年7月にサービスがスタートしたチェインクロニクル。そこから遡ること約1年前、当時は“クリックゲー”と呼ばれたスマホゲームが全盛だった頃に、“ゲームメーカーらしい本格的な王道RPGをつくろう!”と始まったプロジェクトとのこと。

さらにこだわりのポイントとしては、キャラクターをただのカード(アルカナ)として扱うのではなく……。

もちろん最初はいろいろと苦労もあったそうで……。

この苦肉の策が逆に話題となり、こんなCMをつくるまで悪ふざけがエスカレート!(笑) こういう運営も一緒になって楽しんでいる姿勢がいいですね~。

 

その後もゲームシステムの安定性やこの2年半でシナリオは約3000話。さらにこの春に第2部が終幕するものの、すでに第3部の製作が決定しているとのこと!

などの情報を得たところで、ミズグチさんが「実際に今からプレイをはじめても楽しめるものなんですか?」との疑問を松永さんに

と、今からでも十分楽しめると自信を持って言い切る開発陣。そんなワケで多少不安はあるものの、これを機に始めてるみることにしたミズグチさん。そしてシャクライも、せっかくなのでいっしょに始めてみることにしました。

まずは、このゲームの舞台ですが……

ミズグチさんは主人公の名前を“ミズー”にしたようです。

チュートリアルはかなり丁寧に作られていて、この妖精“ピリカ”が現在の状況から戦い方まで親切指導。

タワーディフェンスゲームは初めてだったミズグチさんですが、最初の敵を見事に撃破。

無事に初戦を勝利で飾ったミズー。するとその活躍をそばで見ていたひとりの青年が声をかけてきました。

心強い仲間を得て、つづいて魔物に襲われているヒロインのフィーナも救出。

さらに酒場で新たに仲間を2人加えて、4人でのバトルを体験したところでチュートリアル終了。

ちょうどシャクライも同じ所まで進んだので、いったんカオスチーム3人でスカイプ連絡。アカザーさんが、まずは“フレンド登録”からはじめようとのこと。

フレンド登録はお互いのユーザーIDを承認しあうことで完了。登録されるとこんな感じで“助っ人”として表示され、タワーディフェンスバトルの際に助けに来てくれるのだそうです。

そんなワケでさっそくアカザーさんの提案で、ミズーがシャクライのキャラである“シャックス”を助っ人として招集しクエストに挑戦。

が、バトルはいきなり大苦戦!?

スカイプ越しですが「え!何だよ!?敵強えーよ!」とのミズグチさんの罵声が響き渡り……。

「あ、シャックス死んでんじゃねーよ!!」との罵声を最後に、あっさりパーティー全滅してしまったそうです。が、それには理由があり……。

チェインクロニクルでは、町や村などでさまざまなクエストが発生。そのレベルは高いのから低いのまで同列に並んでいるので、しっかり確認してから挑むべし、という教訓でした。

ということで、ここからは各人で進めていくことに。まずミズグチさんも心配していた“新規プレイヤーへのケア”ですが、こんな感じでプレイヤー自身のランク、各キャラクターのレベルが上がりやすくなっています。

またこのゲームの基本システムとして、“成長のアルカナ”というのがあり……。

これにより最初に育てようと思ったパーティーのキャラ数名は、数日である程度の強さまでもっていけます。

また先程の助っ人参戦で、2年半プレイしているアカザーさんのキャラが加わると……。

軽く一振りで1294ダメージとか、これはたしかにアカザーさんキャラひとりいれば、レベルの低いクエストならクリアできちゃうぐらい強いです。

心強いサポートを受けながらコツコツとクエストをクリアし、アルカナやアイテム、ゴールドなどを集めながらプレイ。

そんな中、うまくできているなぁ、と思ったシステムが“限界突破”。よくあるカードゲームだとキャラクター(アルカナ)がダブると、そのダブったキャラクターはだいたい使い道がなかったりするのですが……

キャラクターを強化する上ではむしろダブったほうが良いという、このあたりも面白いなぁと思いました。

で、実際のところゲームのストーリーはといいますと、たしかに王道RPGという感じで、行く先々で黒の軍勢がちょっかいを出してくるというものですが、しばらくこういったゲームをやっていなかったせいかちょっと新鮮です。

ヒロインのフィーナが記憶を失った理由、さらにいっしょに持っていた分厚い本(クロニクル)の謎が少しずつ明かされていく本編のストーリー。

一方、さまざまなキャラとの出会いから展開される、各ショートストーリーもバリエーションに富んでいて、このエピソードによってキャラへの思い入れも変わってきそうです。

といったワケで現在まで、約2週間プレイしたシャクライのパーティーがこちら。

もはや初期メンバーは主人公の自分しかいませんが、やっぱり600キャラもいますと、パーティーを組む際どのキャラがいいのかいろいろ悩みますね。

ちなみに今のところ無課金ですが、それでもそこそこ戦えるというか、少なくても今のところレベル不足で先に進めない!みたいな展開にはなっていないので、これから新規で始める方も十分楽しめそうです。

先日、第2部の最終章がリリースされて、今期中には第3部のスタートも決定しているチェインクロニクル。王道のRPGが好きで、さらに声優マニアならハマる事間違いナシだと思います。


(c)SEGA
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