週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

2016年3月19日(土)全国ロードショー

藤原竜也と有村架純の過去写真に「似てる!可愛い!!」、映画「僕だけがいない街」舞台挨拶

2016年02月29日 17時00分更新

映画「僕だけがいない街」の完成披露試写会が行なわれた

 2月25日、三部けいの原作を実写映画化した「僕だけがいない街」の完成披露試写会が東京国際フォーラムで行なわれた。本作は、自分の身に降りかかる事件を食い止めなければ、何度も同じ時間を繰り返してしまう“リバイバル”という現象に巻き込まれた主人公・藤沼悟が、18年前に起きた小学生連続誘拐殺人事件の真犯人を突き止めるミステリー。

 映画に出演した藤原竜也さん、有村架純さん、及川光博さん、鈴木梨央さん、中川翼さん、杉本哲太さん、石田ゆり子さん、平川雄一朗監督がそれぞれ撮影中のエピーソードを交えて映画に対する意気込みを語った。

藤原竜也さん(左)と有村架純さん(右)

 藤沼悟を演じた藤原さんは、「リバイバルの設定なので、何度も同じようなシーンをやるから難しかった、(時制が飛ぶので)つながりがわかりにくかったけど、そこは監督と話しながらやっていったので苦労はなかった」と語り、それに対して平川監督は「文句ばっかりですよ、藤原君は顔に出ますから」とチクリ。藤原さんもタジタジの様子だった。

 ヒロインの片桐愛梨を演じた有村さんは、藤原さんとの初共演に関して質問されると「現場にいて大先輩なのに、壁を感じなかった。顔をみるだけで笑っちゃうんです」と天然発言で場内を沸かすと、藤原さんも「真面目にしゃべっていても笑うんですよ、でも楽しくやってくれたなら良かったです。僕は割と自由にやらせてもらったんですが、有村さんが引っ張ってくれてちょっと楽をしました(笑)」と発言。息の合ったコンビネーションを見せた。

及川光博さん(左)と石田ゆり子さん(右)

 また石田さんは「18年の時代を行き来して藤原さんと翼君の母親を演じましたが、母性愛が詰め込まれている母親役を演じられて幸せな撮影現場でした」と語り、及川さんは「原作を熟読して役の雰囲気を覚えるようにしたが、真夏の撮影だけど冬物の衣装だったのが大変だった」と明かし、監督も「真夏に雪を降らせるのに苦労した」と撮影時の苦労を明かした。

 鈴木梨央さんが原作を読み込んで、監督に自分を追い込むように伝えたことを明かすと中川さんも「演じるのがとても難しかったけど監督に追い込んでもらって、感謝しています」と語った。そして及川さんは、中川さんに「中身は大人なんだって! 言われても分からないよね」とやさしくフォローしていた。

 作品のテーマでもあるリバイバルにかけて、藤原さんの子どもの頃の写真と有村さんの子どもの頃の写真が披露されると場内から「似ている!」との声があがり、中川さんも「似ているっていわれてうれしい!」と満面の笑みを見せた。さらに有村さんの子どもの頃の写真が披露されると「可愛い!!」との声があがり、本人は「はずかしいです、あんまり変わっていないですよね。外で遊ぶのがすごく好きで席とりとかボール遊びとかよくしていました。」とはにかんだ。

 最後に藤原さんが「梨央ちゃん、翼くんのほかにも多くの子どもたちが参加して、汗だくになって涙を流しながらやっていました。子どもが主役と言ってもいいくらいです。温かさや優しさを一人でも多くの人に伝えたいと思いますのでよろしくお願いします! 本日はお越しいただきましてありがとうございます。」と締めくくった。

 映画「僕だけがいない街」は2016年3月19日(土)全国ロードショー。

■原作:「僕だけがいない街」三部けい(KADOKAWA/角川コミックス・エース)
■監督:平川雄一朗
■脚本:後藤法子
■プロデューサー:春名慶
■キャスト:藤原竜也 有村架純 及川光博 鈴木梨央 中川翼 林遣都 安藤玉恵 淵上泰史 高橋努 福士誠治 森カンナ 杉本哲太/石田ゆり子
■配給:ワーナー・ブラザース映画 公式サイト:bokumachi-movie.com

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります