MWC初日にソニーモバイルが発表会を開催。Xperiaの新シリーズを発表した。その新しいXperiaの名称は「Xperia X」。XperiaのXシリーズは、実は過去にXperia X1、Xperia X10(国内で最初に発売されたXperiaの海外名)などあったが、それらとは関係なく“情報をクロスする”といった意味合いが込められているという。
発表されたXperia Xシリーズはいずれも5型の3モデル
国内発売予定は最上位モデル
今回発表されたのは「Xperia XA」「Xperia X」「Xperia X Performance」の3モデル。いずれも5型液晶搭載で、今夏以降の発売予定だ。このうち国内で発売されるのは最上位のXperia X Performanceのみの予定。
そのXperia X Performanceは5型フルHD液晶を搭載。後述するメインストリームのXperia Xと画面解像度は同じ(4Kでない点に注意)。しかし、CPUにSnapdragon 820を搭載するなど、パフォーマンスでは明白に勝っている。国内で発売されると大いに注目を集めそうだ。
デザイン的に大きな変化が見られるのは、ソニーモバイルが“スーパーミドルハイ”と称するXperia XA。国内では発売されていない「Xperia M2 Aqua」の後継モデルとなる。CPUはMediatek製のHelio P10 MT6755(オクタコア)で、画面解像度はHD。カメラも13メガ止まりだ。
つづいて、Xperia Xはメインストリームとなるモデルで、ディスプレーは5型フルHD。CPUはヘキサコアのSnapdragon 650で、上位モデルと同じ23メガカメラを搭載する。Xperia XとXperia X Performanceは若干のサイズの差と、またXperia X Performaneの一部カラーでヘアライン加工がなされている点が挙げられるが、外見上の差は製品写真を見る限りは小さい。
カラバリは3モデルともWhite、Graphite Black、Lime Gold、Rose Goldの4色。カメラは従来モデルの約2倍の速さでの起動。バッテリーもQnovo技術への対応で、充電速度が向上し、さらに寿命も延びるという。発表会の模様や詳細スペックについては、後ほどさらに詳しく掲載予定だ!
Xperia XA | Xperia X | Xperia X Performance | |
---|---|---|---|
ディスプレー | 5型液晶 | 5型液晶 | 5型液晶 |
画面解像度 | 720×1280ドット | 1080×1920ドット | 1080×1920ドット |
サイズ | 66.8×143.6 ×7.9mm |
69.4×142.7 ×7.9mm |
70.4×143.7 ×8.7mm |
重量 | 約137.4g | 約153g | 約165g |
CPU | Mediatek Helio P10 MT6755(オクタコア) |
Snapdragon 650 (ヘキサコア) |
Snapdragon 820 (クアッドコア) |
メモリー | 2GB | 3GB | 3GB |
ストレージ | 16GB | 32GB | 32GB |
外部メモリー | microSDXC(最大200GB) | ||
カメラ | リア:13メガ イン:8メガ |
リア:23メガ イン:13メガ |
リア:23メガ イン:13メガ |
OS | Android 6.0 | ||
バッテリー容量 | 2300mAh | 2620mAh | 2700mAh |
指紋認証 | ○ | ○ | |
カラバリ | White、Graphite Black、Lime Gold、Rose Gold |
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