イオンモバイルが、独自のMVNOとして新たなスタートを切る。
イオンリテールは2月18日、通信サービス「イオンモバイル」をリニューアルし、MVNO事業に参入することを発表した。従来は既存MNOが提供する格安SIMと端末をセットにして販売していたが、29種類もの料金プランと店舗でのアフターサービスの提供を強みに、2月26日から自社による販売を開始する。SIMフリー端末のセット購入も可能だ。
「店舗を持っていること」がイオンの強み
競合のMVNO事業者にない強みとして、イオンリテールは「店舗網を活用したアフターサービスがある」と説明。オンライン申込を可能としながら、対応213店舗の店頭では料金プランの相談、故障修理を受け付けるほか、購入時には端末の初期設定をした上で渡す。
また、電話サポート(月額300円)も提供。ユーザーの端末を遠隔操作してトラブルに対応する遠隔サポートや、出張サービスといった有料オプションも用意した。
月1GBで480円からSIM3枚で月50GBの1万5100円まで、
29種類の料金プランを用意
料金プランは写真のとおり。データプラン、音声プラン、最大3枚のSIMカードでデータ容量をシェアできる「シェア音声プラン」を用意した。
通信容量は翌月末まで繰り越し可能。データSIMは月額140円でSMS機能を追加できる。シェア音声プランは、音声対応SIM×1枚とデータ通信SIM×2枚を提供。月額700円のプラスで音声SIMでの契約が可能。
新規契約の手数料は3000円で、解約金はない。通信網はドコモを利用。LTEの通信速度は公表していない。月間の通信容量の超過後は200kbpsに制限される。
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