エースコックが「スーパーカップ 大盛りギョーザパンチ焼きそば」を2月15日に発売した。希望小売価格は216円。重量は約158g、エネルギーは696kcal。
ギョーザのパンチとラーメンの食べごたえが融合した……と聞くとよく意味がわからない気もするが、昨年9月に発売された「スーパーカップ1.5倍 ギョーザパンチラーメン」は直近10年間のスーパーカップ新商品の初月実績で過去最高の出荷数を記録しているとのこと。期待のギョーザパンチ二代目というわけだ。
めんは厚みがありぷりっとした食感がウリだそう。ガーリックやオニオンを利かせた醤油ダレに、ラー油と酢を加えることでギョーザのテイストに近づけてあるという。
具となるかやくには、肉そぼろ、キャベツ、ニラが入っている。とはいえ、パッケージにもあるように、ギョーザそのものは入っていない。
調理自体は普通のカップ焼きそばと同じく、かやくと熱湯を入れて3分待ち、湯切りして、調味たれを入れれば完成である。
さすがに見た目のギョーザ感は乏しい。香りはガーリックとオニオンが強く、ギョーザというよりは「ギョーザのタレ」という匂いだ。
しかし、百聞は一見にしかず、百見は一食にしかず。さっそく食べてみる。
食べてみた感想だが、やはりガーリックとオニオンがガツンとくる。ラー油のピリッとした辛みも効果的だ。ただ、「ギョーザか?」と聞かれると……必ずしもギョーザではないが……具にニラとキャベツが入っていて、後味は若干ギョーザ風ではあるが……と、ちょっと歯切れが悪くなるのが正直なところである。
ギョーザそのものの忠実な再現を求めるとちょっと「?」かもしれないが、ガーリックとラー油が利いた新ジャンルのカップ焼きそばと考えると、結構ファンになる人もいるのではと思わせる味だ。
同時に、「ギョーザって、皮とあんの食感があってこそなんだな」とも、ちょっと思った。やはり味と香りを近づけても、焼きそばはどこまでいっても「麺」の食感であり、ギョーザとは遠いところにあるのだろう。
ちなみに、匂いはキツめ。デートの前にはちょっとオススメできない。
というわけで、今日のジャンク部はスーパーカップ 大盛りギョーザパンチ焼きそばでした。ごちそうさまでした。
コジマ
1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。生来の不器用さと心配性を周りからツッコまれつつ、原稿や取材などと格闘している。
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