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マニアックなポータブル機器オンリーイベント

ポタ研で見つけた新製品──もはや凶器なAK380 Copper用アンプや東京生産ポタアンなど

2016年02月15日 06時00分更新

 ポタ研の愛称で親しまれている“ポータブルオーディオ研究会 2016冬”が2月13日に東京・中野サンプラザで開催された。主催はフジヤエービック。

 展示は15Fの1フロア(一部イベントは別の階で開催)に収まっており、ヘッドフォン祭と比較するとコンパクトだが、新製品を展示しているメーカーは多かった。気になる製品をまとめよう。

重たいAK380 Copperがさらに重量級に

 アユートはAstell&Kernブランドの「AK380 Copper」を展示。実売価格55万円弱のド級プレーヤー。銅製でずっしり重い。さらに届いたばかりという純正アンプも参考展示していた。合体させると重厚感がすさまじく、もはや凶器……。音質もチェックしてみたが、単体よりも中低域の腰が据わる印象がある。当然だが追加する意味はあるようだ。アンプの価格や発売時期に関しては未定。

AK380 Copper

純正なので素材の統一感や一体感はさすが

AK380 Copperに純正のアンプを追加したところ。この重厚感はもはや凶器……?

 アユートはDITA Audioの新製品「DITA Brass」も展示。筐体に黄銅(真鍮)を使っている。ダイナミック型フルレンジで、DITA Answerなど既存製品とユニットは変わらないそうだが、素材変更によってより力感があり、芯の通ったサウンドになった印象がある。なお線材についても変更されているとのこと。価格や発売時期については未定。

DITA Brass。ダイナミック型シングルにこだわったイヤフォンのプレミアムモデル

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