キヤノンは2月16日、プロ向けのインクジェットプリンター「imagePROGRAF」シリーズの新モデルとして、A2出力に対応する「PRO-1000」を投入すると発表した。2月25日発売予定で、予想実売価格は16万円前後。
現行のimagePROGRAFシリーズにA2対応モデルはなく、ポスターやプレゼン資料などのA2出力の市場を狙った製品。
新開発のプリントヘッドは、従来比1.5倍という1.28インチの長尺ノズルを採用することで、高速な出力が可能。解像度は2400×1200dpiとなる。
インクも新しい顔料インクを採用し、さらに「フォトブラック」と「ブルー」のカラーを追加。フォトブラックで暗部領域のダイナミックレンジを広げるとともに、ブルーで色域も拡大している。
さらに、インクタンクも従来比で2倍の容量となっており、インク交換の頻度を少なくしている。
画像処理エンジンも新開発の「L-COA PRO」を採用。高速処理により、フチありのA2カラー写真を約3.6分で出力できる。
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