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Continuumやドコモの最大225MbpsのCAにも対応!

安曇野FINISHなWindows 10 Mobile機「VAIO Phone Biz」が発表!最速実機レビュー

2016年02月04日 13時00分更新

 VAIOは、Windows 10 Mobile 10搭載スマホ「VAIO Phone Biz」を発表した。個人向けには、4月発売予定で予想実売価格は5万円台。直販サイトVAIO Storeのほか、ビッグローブ、楽天モバイルでも取り扱われる予定。

 VAIO Phone Bizは、5.5インチフルHD解像度(1080×1920ドット)液晶をもつWindows 10 Mobile端末。SoCはSnapdragon 617を採用し、メモリーは3GB、ストレージは16GB。テレビやモニターに接続してPCふうに利用できるContinuumにも対応(ワイヤレス接続のみ)しており、名前からもわかるようにおもに法人利用を意識した端末となっている。

 今回はいち早く試作機を使う機会を得たため、ファーストインプレッションをお送りしする。なお、あくまでも試作機のため、製品版では画面表示や機能などが異なる場合がある。

これぞまさしくVAIO社のスマホ
PCと同じ「安曇野FINISH」仕様

5.5インチとやや大きいVAIO Phone Biz

 VAIOのスマホといえば、2015年3月に日本通信と発表した「VAIO Phone(VA-10J)」を鮮明に覚えている読者も多いと思う。当時、VAIOはVA-10Jに対して「デザインを監修した」と述べていたが、海外の他社製品と酷似している点やVAIOらしくない平凡なスペックに落胆の声も上がっていた。

 その点、今回のVAIO Phone Bizは同社のクリエイター向けタブレットPC「VAIO Z Canvas」のデザインテーマをそのままスマホという形に落とし込んでいる。メインフレームはアルミでできており、一枚板からの削り出し。VAIOロゴもしっかり彫り込まれている。また、Z CanvasやS LineのPCと同様の本社・安曇野工場による全数検査の工程を経て出荷する「安曇野FINISH」も行われている。

 あまり遊びのあるデザインとは言いがたいが、まさにVAIO PCがぎゅっとスマホになったような外観で、最近のVAIOのPCを知っている人であれば納得のいくクオリティーに仕上がっていると言えるだろう。

アルミの一枚板からの削り出しでメインフレームをつくる

裏面にはしっかりVAIOロゴがある

左側面には、SIMスロット。

右側面には、電源キー

下側面には、マイクロUSB端子。

上側面には、オーディオジャック。

大きさを比較。写真左からVAIO Phone Biz、Xperia Z5 Premium、NuAns NEO、iPhone 6s。サイズ的にはXperia Z5 Premiumに最も近い。

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