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「格安SIM」とセットで買うSIMフリースマホを徹底解説

2016年02月03日 10時00分更新

格安SIMとセットで購入したい
オススメSIMフリースマホ5モデル

 前述のポイントに注意して、今オススメのSIMフリー端末5モデルを格安SIMのプランと合わせてピックアップしてみた。

バランスの取れた使いやすいモデル
【IIJmio】ZenFone 2 Laser

ASUS製スマホ「ZenFone 2 Laser」

 ASUSの「ZenFone 2 Laser」は、クアッドコアCPUの「Snapdragon 410」(MSM8916、1.2GHz)を採用した5型(720×1280ドット)液晶スマホ。特徴はメインカメラが1300万画素と高解像度なだけでなく、レーザーオートフォーカスを登載すること。このレーザーオートフォーカスにより、暗い場所でも被写体へのピント合わせが速いため、シャッターチャンスを逃さずに撮影できる。

 IIJmioでのセット購入の場合、価格も3万24円とコストパフォーマンスが抜群なものポイント。24回の分割払いの場合は月々1350円で、負担もあまり大きくならないのもうれしい。

背面カメラの横にはデュアルLEDストロボとレーザーオートフォーカスを装備

デュアルSIMスロット仕様なので、海外旅行時に現地のプリペイドSIMを使うとき重宝する

「ZenFone 2 Laser」の主なスペック
メーカー ASUS
ディスプレー 5型液晶
画面解像度 720×1280ドット
CPU Snapdragon 410(1.2GHz、クアッドコア)
RAM/ROM 2GB/16GB
カメラ 1300万画素
(インカメラ500万画素)
バッテリー 2400mAh
SIMスロット micro×2
サイズ 71.5×10.5×143.7mm
重量 約145g

 ドコモ回線の対応バンドではBand21が非対応。Band28は提供時期が未定で実際には現状では使えないバンドなのでエリア的にはやや不安があるが、都市部なら問題なし。3Gもキッチリと全バンドが利用できるので、ドコモのエリアはほぼすべて利用できるといえる。また、APNも21種類の設定があらかじめ用意されているので、メジャーなMVNOの格安SIMなら、リストから選ぶだけなのでカンタンだ。

もちろんIIJmio用のAPN設定も用意されている

 またIIJmioの場合、データ通信量を管理する専用のアプリ「IIJmioクーポンスイッチ」も用意されている。このアプリを使えば、低速通信モードにして高速データ通信量を節約したり、高速データ通信量を使い切ったときには、追加で購入可能。

現在どれくらい高速データ通信量を使い切ったかすぐにわかる

1ヵ月の利用料金

プラン 高速データ通信量 月額料金 端末分割支払い 合計
通話SIM
みおふぉん
ミニマムスタート
プラン
3GB 1728円 1350円 3078円

おサイフ搭載で赤外線通信にも対応する防水端末
【楽天モバイル】AQUOS SH-RM02

シャープ製スマホ「AQUOS SH-RM02」

 5型液晶(720×1280ドット)モデルながら、左右と上部のベゼルが狭い狭額縁設計なので、非常にコンパクトな仕上がり。国産メーカー製端末らしく、防水対応でさらにおサイフケータイ機能も装備。モバイルSuicaにも対応しているので、大手通信会社のスマホやフィーチャーフォンでおサイフケータイを使っていたユーザーも安心して機種変更できる。

 最近のスマホでは珍しく赤外線通信機能も装備。フィーチャーフォンとのアドレスのやりとりにも使える。

 価格は4万2984円で、24回の分割払いだと1791円となる。楽天モバイルでは楽天ポイントの還元や、割り引きセールといったキャンペーンも多数展開しているので、購入時にキャンペーンを上手に利用すれば、さらにオトクに入手できる。

 通話の機会が多いユーザーなら、5分以内の国内通話がかけ放題となる「楽天電話かけ放題オプション」(月額918円)への加入を検討しよう。なお、1回の通話が5分を超えた場合は30秒ごとに10円の通話料がかかる。

防水ながらイヤホンジャックとmicroUSB端子はキャップレス仕様

ストラップホールも装備

Edyなどの電子マネーサービスも使える

「AQUOS SH-RM02」の主なスペック
メーカー シャープ
ディスプレー 5型液晶
画面解像度 720×1280ドット
CPU Snapdragon 400(1.2GHz、クアッドコア)
RAM/ROM 2GB/32GB
カメラ 1310万画素
(インカメラ210万画素)
バッテリー 2450mAh
SIMスロット nano
サイズ 71×9.9×134mm
重量 約145g

 対応バンドはBand28以外フル対応。通信エリアの心配はほとんどないと言える。APNの設定は、今回のテスト環境の場合楽天モバイルの設定のみがプリセットとして用意されていた。そのほかの格安SIMを挿し変えて使う場合は、別途自分で設定する必要がある。

APNは2種類の楽天モバイルの設定があらかじめ用意されている

 楽天モバイル専用アプリからは高速データ通信の利用量がチェック可能。楽天モバイルは直近3日間のデータ通信量が3.1GBプランで540MB、5GBプランで1GB、10GBプランで1.7GBを超えると通信速度制限がかかる。そのため、アプリでは直近3日間のデータ通信量も確認できるようになっている。

直近3日間のデータ通信量が確認可能

メニューから追加で高速データ通信が購入できる

1ヵ月の利用料金

プラン 高速データ通信量 月額料金 端末分割支払い 合計
通話SIM
3.1GBプラン
3.1GB 1728円 1791円 3519円

※「5分かけ放題オプション」加入時は合計4437円。

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