NTTドコモは「カケホ―ダイ&パケあえる」の内容を改定。データ通信をあまり使わない家庭を対象に、月5GBのデータ通信を家族で分け合える「シェアパック5」(月6500円、以下すべて税抜)を追加する。
また、1回5分以内の国内音声通話が定額となる「カケホーダイライトプラン」(月1700円)は従来、家族でのデータ分け合い時は15GB以上のシェアパックを利用している際しか契約できなかったが、これを「シェアパック5」「シェアパック10」でも可能にする。いずれも3月に開始予定。
なお、「シェアパック5」は長期ユーザー向けのデータ定額割引(「ずっとドコモ割」)の対象であり、10年以上なら月600円、15年以上なら月800円が割り引かれる。
昨年総務省が開催した「携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォース」では、通信量が少ないライトユーザーが利用しやすい料金プランの提供を検討すべきという方向性が示され、1月にはソフトバンクが月1GBのデータ定額と1回5分以内の音声定額のセットで月4900円というプランを発表している。
ドコモはこれに対し、3人家族での利用をイメージ。主回線は基本プラン+ISP+データ定額で月8500円の料金になるが、他の家族は通信量を分け合う「シェアオプション」に加入することで月2500円。3人家族ならば、合計で1万3500円(1人あたり4500円)とアピールしている。
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