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Office Mobile標準搭載でビジネスにも便利

MSオフィス搭載で3万円強! 超お買い得2in1の実力とは?

2016年01月27日 16時26分更新

『WN892』。キーボードはマグネットスタンドと物理接点により給電と接続を行ない充電切れを気にせず使える。

スペック
CPU:Atom x5-Z8300(4コア/4スレッド、1.44~1.84GHz)
メモリー:2GB(PC12800)
ストレージ:32GB eMMC
通信機能:IEEE802.11b/g/n、Bluetooth4.0  カメラ:192万画素(インカメラ192万画素) サイズ/重量:231(W)×137(D)×9(H)mm/約658g(キーボード含む) OS:Windows10 Home(32ビット) 価格:2万9800円(Office 365サービス 1年分なしモデルは2万6800円)

IPS方式液晶で激安なWindows 10端末

 PCで行なう作業を、外出先のカフェでガッツリ行なうなんて人はそう多くない。しかし、外出時にちょっとした文字の修正などを行ないたいという人は多い。そんな時のために、セカンドPCを買おうとすると、キーボード&Microsoft Officeが必須になるが、そうしたPCは安くても4~5万円と割と高い。そんな人にオススメなのが『WN892』だ。

ワードやエクセルのファイルは快適に操作可能。画面は小さいので長時間作業には向かないが、外出先で確認・修正するだけなら活躍できる。

 本機はPCで使うのとほぼ遜色ない、Office MobileとOffice 365サービスの1年間利用権が付き3万円台前半と、圧倒的なコスパが魅力。CPUはCherry Trail世代のAtom x5-Z8300。FF14のベンチマークスコアーは1280×720ドットのフルスクリーンで1150の〝重い〟評価。当然の結果ではあるが、従来機が搭載していたAtom Z3735Fのスコアーが760前後だったため、描画性能が1.5倍以上向上したと考えれば優秀だ。

実測でキーストロークが1.8mm、キーピッチが1.6mmくらい。ややピッチが狭いが、この液晶サイズでならまずまず。慣れれば入力は快適。

 キーボードは実測でキーストローク1.8ミリほどと深めで、タブレットの付属キーボードとしては打鍵感があり、外出先でちょっとテキストを入力するには十分だ。基本はウェブ動画視聴くらいで、外出先でOfficeを使いたいが安く抑えたい、といった人にはオススメできる製品だ。

ジサトラ流『WN892』の活用術

 本機はキーボード付きのため、自立させて動画やゲームをラクな姿勢で楽しめる。視聴のし安さなどはどうなのか、実際に寝ころんだりしながら使ってみたぞ。

液晶は8.9インチ。パネルは視野角が広いIPSのため、寝ころんだ姿勢でも視認性は高い。液晶サイズは小さいが、ウェブ動画くらいなら十分だ。

通信機能は2.4GHzのみのため、通信環境によってはややカク付くが、CPUは従来のAtomよりも描画性能が高く、ブラウザーゲームなら快適。

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