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初音ミクとのコラボイベントは1月29日より開始

会社の存続を懸けたスマホゲーム「クラッシュフィーバー」

2016年01月29日 13時00分更新

テーマを設定して、ブレていないか常にチェック

── ゲームの基調となる色が“白”ですが、このテーマカラーもそういった影響ですか。

鷲見 政明氏:テーマカラーを白にした理由は“カジュアルで重くない仮想世界”をゲームの根源に置いたためです。それと、黒系の色はスマホゲームではかなりありがちな色ですし。

たしかに白が基調色のスマホゲームは珍しいのかも。

── カジュアルで重くない仮想世界と言いますと?

吉澤 曜祐氏:制作チームではいくつかのテーマ(キーワード)を設けまして、ゲームに何かしらの要素を追加する場合、テーマにちゃんと則っているか、ブレていないかを確認しています。

鷲見 政明氏:例えば「ハッチャケワクワクシャレオツポジティブポップ」とかです。

プランナー 吉澤 曜祐氏。

── えっ?

吉澤 曜祐氏:世界観やプレイング、キャラクター、そしてサウンドに貫いているのが「ハッチャケワクワクシャレオツポジティブポップ」なんです。

── す、すごいですね……。

吉澤 曜祐氏:そのほかにも「超絶的快感謎遊戯」だったり、「ヌルサク革命(レボリューション)」「気持ちイイニケーション」などがありますよ!

── かなりキャッチーなテーマですね。

吉澤 曜祐氏:文字列だけだと、ちょっと意味がわからないかもしれませんが、それぞれのテーマを元にできたのが「クラッシュフィーバー」なんです。

── それでは「ヌルサク革命(レボリューション)」ってなんですか?

鷲見 政明氏:スマホゲームって息抜きに遊ぶ方が多いと思うんです。それこそストレスが溜まっている人とか。そういう人にストレス解消のために遊んで欲しく、“ぬるぬる”動いて“サクサク”遊べるゲームにしました。

「ダウンロード時間を60秒以内にしてくれ」という指令

藤澤 健治氏:アプリゲームってゲームを最初に遊ぶときにデータタウンロードを行なったりしますよね。

── 一番最初の通信状態のアレですか。

鷲見 政明氏:最近のスマホゲームはリッチ化が進んだことで、ゲーム自体の質が向上しましたが、最初の通信がものすごく長いゲームがあるじゃないですか。まず、それがイヤだったんです。

アプリを起動したときもロードは短め。

── たしかに、最初の通信が長いとそこで挫折しますよね(笑)。

藤澤 健治氏:データ通信についてはユーザーへの配慮から「ダウンロード時間を60秒以内にしてくれ」と指令が下りました。

── 60秒ってかなり短いじゃないですか!

藤澤 健治氏:必要最小限のデータだけをダウンロードさせることで解消できました。遊びたいと思ったらすぐに遊んでもらえるようなゲームにしたかったのです。

リードアプリエンジニア 藤澤 健治氏。

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