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飲食特化型クラウドファンディング活用の「クラウドレストラン」

「特別な一皿」を、キッチンスターターが食の新サービス

2016年01月18日 10時00分更新

 株式会社キッチンスターターは1月18日、飲食特化型クラウドファンディングを活用した新しいサービス「クラウドレストラン」プログラムを発表した。

 生産者、店舗、ユーザーが一体となって循環する新しい食のプログラム。生産者、レストラン、利用者のそれぞれのニーズを満たすという。生産者は「生産物のPR」「顧客の獲得」、レストランは「新規顧客の開拓」「常連の満足度向上」「お店のPR」、利用者は「新しいレストランの発見」「お店からの特別サービス」「人を誘う理由」といったメリットが得られる。

 具体的には、クラウドファンディング「キッチンスターター」を利用して、生産者がプロジェクトを開始して支援を募る。支援金額が達成された場合、生産者が生産物などをサポーターにリターンするのが、一般的なクラウドファンディングだ。一方、クラウドレストランでは、サポーターの希望に応じて、生産者がプログラムに登録したレストランにリターンを直送。サポーターは好きなレストランで通常のメニューにはない「特別な一皿」を体験できる。

 常連がなじみの飲食店に素材を持ち込み調理してもらう――そんな飲食店と顧客の幸せな関係を、インターネットを生かして実現するのが、このプログラムの特長だという。

 さらに今回、日本全国のクラフトビールにネットワークを有する東京クラフトビールマニアとの業務提携により、生産物や、料理に最適な日本各地の地ビールのマリアージュ提案も可能となった。「特別な一皿」に「特別なクラフトビール」を加え、利用者の満足度を向上させたい考えだ。

 提携予定パートナーは以下の通り。参加レストラン、農場生産者は今後も随時募集する。

株式会社クロ・フーディング
・ 大阪、パリ等にフレンチ「ル・クロ」グループを展開。おもてなしをサービスの中心に最高のサービスを提供。京都に知的障害者の雇用促進を目指したショコラ工房「CHOCO-LAB京都」をオープン。

有限会社カフェクリエイト
・ 仙台を中心に「Veranda」「土竜」等、野菜料理にこだわった飲食店を複数展開。「畑のあぐり」等では生産者と一体となったイベント、料理の提供も。

株式会社Recity
・ 小山、宇都宮、ロンドンで「小山バル」「エンヤワンヤ」等、高感度の飲食店を複数展開。地産地消にも積極的に取り組む。

株式会社鯖や
・ 鯖料理専門店「SABAR」「鯖や」等を複数展開、世界に向けて「とろ鯖」を発信!

株式会社easygoing
・ 都内各地にて「KOMAZAWA PARK CAFE」「bakuro COMMON」等オンリーワンの飲食店を複数展開、奈良市に新しい形のゲストハウス「Naramachi Hostel & Restaurant」をオープン予定。

株式会社アンテナ
・ 飲食に強い不動産業と付帯サービスを展開、飲食ベンチャー特化型商業施設「食べるテラスSAKAE(名古屋市)」等を発信源に、日本の飲食業活性化を目指す。

株式会社東京クラフトビールマニア
・ 日本各地のクラフトビール生産者とネットワークを有し、様々なイベント等を実行。最適なビール提案を実現。

農業生産法人ネオハルオヤマ
・ 栃木県小山市で有機農法野菜を中心に生産。前進する農家として製品化等を積極的に展開。

FIL COFFEE ORGANIC GROCERY & CAFE
・ 兵庫県神戸市、有機スペシャリティコーヒー豆100%、こだわりのオーガニックコーヒーを提供。

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